2021年 03月 04日
刑事コロンボ 第48回「幻の娼婦」 |
個人的に、東電殺人事件と、それをベースに書かれた、桐野夏生の「グロテスク」とかを連想…
やはり、アメリカの十年後が、日本なんですね、と感心。
さすがに、家庭で安心ドラマ。コロンボ・シリーズだけに、嫌う層もあったみたいですが、かなりの意欲作。
異色作だけに、印象に残る回でした。
(ストーリー)
心理学者ジョーン・アレンビーは、公私共にパートナーであるデービッドと若い秘書との浮気現場を目撃し、彼への復しゅうを決意する。アリバイ工作のため、まずは友人が主催するパーティー会場へ向かい、化粧室に隠しておいた衣装で妖艶な美女に変装し、バーへと移動。デービッドと落ち合い、自分の診療所に誘い込んで射殺した。彼女がわざと残した物証が謎を深め、コロンボを悩ませる。
(解説)
心理学者から黒いドレスの「謎の女」へ。その大変身と悲しき犯人の心を、リンゼイ・クローズが魅力的に演じ、「復讐(しゅう)のドラマ」を見事に盛り上げる。
by noho_hon2
| 2021-03-04 06:28
| ドラマ
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