2021年 03月 09日
ドラマスペシャル『神様のカルテ』第四夜 最終回 |
現役の医師・夏川草介氏のベストセラー小説「神様のカルテ」シリーズを、2時間×4話の計8時間のボリュームで、ドラマ化。
前回のラスト、さらに見聞を磨くため、大学病院に勉強に行く決意をするのですが、そこはまた、魑魅魍魎な白い巨塔?!
前回、倒れて、どっきり!だった、妻のハル(清野菜名)ですが、実は妊娠していて、今回は、既に可愛い盛のお嬢さんと共に登場。
たしか山岳写真家として活動してた気がするのですが、仕事を整理し、子育てに専念。「御嶽荘」で夫を支えています。
しかし、待っていたメンツも、また個性派揃い!
普段はおチャラけているのに実はキレモノらしい、“鬼切り”の異名を持つ班長・北条陽介(市原隼人)といい…
といいつつ、市原隼人。映画『リリイ・シュシュのすべて』から出てきたみたいですが、 ドラマ版・ウォーターボーイの主人公してた頃は、正統派イケメン・美男子だったけれど、
『ROOKIES』あたりから、熱血系がお約束になり、限りなく、男臭い系に。いまは、クセモノ路線まで… イケメンも、進化し続けるのですね。
この主役、福士蒼汰も、「あまちゃん」出身だけど、熱いものを秘めつつも、ちょっと屈折した文学青年して、ひょうひょうとした味を出してました。
日本茶好きゆえ“利休”と呼ばれる消化器内科医4年目の後輩・新発田大里(森永悠希)
臨床の教授の前で病理学希望と言いのけて以来、“お嬢”と呼ばれる研修医・鮎川めぐみ(矢作穂香)がいる、第四内科第三班に所属
このメンバーも、なかなかに味でした。
今回は、気難しい上司に、宇佐美正隆(北村有起哉)
ゲストが、二木美桜(貫地谷しほり)で、末期がん患者を熱演!
厳しい手術や治療にも耐えた結果。家に帰りたいと望み、支持する主人公達。
思いっきり、上層部と対立するのですが、ここで大ダヌキ先生(北大路欣也)登場。
かつての同僚も、訪問看護師になってたりして、サポート体制が整い、望みが叶います。
幼い子をもつ、家族の絆が感動でした。
特に、ラストの手紙… 幼い娘さんの追伸は、涙なしでは… でした。
とても、ヨカッタです。映画ともども、原作へのリスペクトと、制作陣の愛が感じられ、幸福な作品、ですね。
by noho_hon2
| 2021-03-09 05:42
| ドラマ
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