殴り愛、炎 前編

なんだか、タイトルが「奪い愛」シリーズを連想させるなぁ…　と思ってたら、ビンゴぉ！

（ちなみに、この「奪い愛　冬　最終回」のレビューは、こうでした）

やはり、鈴木おさむが仕掛けた、ドロキュン劇場路線の新作みたい、です。

昨年度は、正統派路線で、ミュージカル界のプリンスこと、俳優の山崎育三郎・路線してましたが、それまで、クセモノ役が多く「この方…　誰？」と、驚く怪演は、お得意ですもんね。

昨年度は、時の人。田中みな実が、アイパッチして、思いっきりデフォルメされた怪演ぶりが話題になりましたが、

今回は、婚約した仲な、山崎育三郎演じる、凄腕・心臓外科医の明田光男（テレビ朝日さんだけに「ドクターＸ」のパロディもてんこ盛りっ！）と、同じ職場で看護師する、豊田秀実（瀧本美織）のもとに、

彼女の初恋の人、緒川信彦（市原隼人）が運ばれてきて…

甲斐甲斐しく世話してる内、愛が再燃。「この手は、人を救う為…」と念じてた彼が壊れて、殴りかかり…　な展開。

ワイヤアクションで、数メートル吹っ飛ぶ演出も、ダイナミック…

酒井若菜、永井大らも出演。

酒井若菜も、負けずに、デフォルメ演技してました。

思えば、今や大人気の、水野真紀の怪演は、ここから…　でしたもんね。

高島兄弟じゃないけれど、今や、ドラマは、異彩を放つほど人気、で需要・大！ですもんね。

山崎育三郎、どうぞ、とことん！な気分です。

　　　（ストーリー）

凄腕心臓外科医の明田光男（山崎）のもとに、心臓発作を起こした急患・緒川信彦（市原隼人）が運び込まれていくる。鮮やかなオペで信彦を救った光男だったが、運命の歯車はあらぬ方向へとめまぐるしく回りだす…。