刑事コロンボ 第53回「かみさんよ、安らかに」

思えば、コロンボの口癖「うちのかみさんが…」が有名だけに、ドッキリ！なタイトル。

でも、その人時に乗じて制作された「ミセス・コロンボ」は、なぜか現在「無かったことに」なってるし　(^^;)ゞ

共に船旅した回では、すれ違いまくりで、結局、姿は観られなかったし、

今回は、幾度も葬儀シーンと悲嘆にくれるコロンボのシーンが登場するのですが、そこで出てくる「プチ情報」自体が、ファン・サービスなのかな？

でも、ファンの間では激しく賛否両論の、異色作、だそうですね。

「二枚のドガの絵」に登場した俳優さんが再登場したり…　この頃は、人気シリーズならではの遊び心が、ふんだん。

別の意味で、興味深い作品、でした。

　　　（解説）

ドラマの幕開けは、なんとコロンボ夫人の葬儀！列席者の中には、コロンボが捜査中の殺人事件の容疑者、ビビアンがいた。彼女の夫は10年前、顧客の金を使い込んだことがバレてその客を殺害。逮捕後そのまま獄中で病死していた。夫の所業を客に密告した男への復しゅう心をつのらせたビビアンは、男を射殺。そしてビビアンのゆがんだ復しゅう心は、夫を逮捕したコロンボにも向けられ、カミさんまでも･･･！？

　　　（ストーリー）

脚本・総指揮は、旧作で数々の傑作を生みだしたピーター・S・フィッシャー。シリーズ復帰となった本作で、なんと、コロンボのカミさんを事件に巻き込む。今回はそのカミさんの知られざるプチ情報が次々と語られる。