2021年 05月 27日
リトル・ニキータ (1988) |
出演作が少ないだけに、心憎いチョイスです。映画天国。
『スタンド・バイ・ミー(1986)』で脚光を浴び、『旅立ちの時(1988)』で、アカデミー助演男優賞にノミネート。
『マイ・プライベート・アイダホ(1991)』では、ヴェネツィア国際映画祭の男優賞を受賞
キアヌ・リーブスと共演した『殺したいほどアイ・ラブ・ユー(1990)』も印象的でしたが、
こんな難しい役柄の、サスペンスにも、十代から出てたのですね。シドニー・ポワチエが出演していて、びっくり!
たしか、御両親がカルト宗教団体に所属し、かなり特殊な幼少期。
ちなみに、弟・ホアキン・フェニックスは、現在俳優として成功。
どんどん脱線しますが、ホアキンが初めて主役級の役を得たのは1995年、ガス・ヴァン・サント監督の『誘う女』で、ニコール・キッドマンと共演。
妹の、レイン・フェニックスもヴァン・サント監督の、映画『カウガール・ブルース』に出演。
妹である、女優サマー・フェニックスは、俳優ケイシー・アフレック(ベン・アフレックの弟)と2006年に結婚していて、まさに華麗なる一族?! (知りませんでした)
個人的には、たしか『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア (1994)』への出演が決まってたのに、残念なことになり、クリスチャン・スレーターが代役に
(個人的に、この作品。ハリウッド版「ポーの一族」と信じて疑わない私です)
何の予備知識も無く見たので、最初、青春モノかな? と感じ、いっけん、微笑ましい、親子に、ほんわかしてたのに、加速度的にサスペンスになり、大きな秘密が。
物語的に、かなり面白かったです。
本当にあれだけの人気と才能あふれる天才型の俳優、だっただけに、惜しいことを…
柴門ふみが、彼と、スピッツに夢中になってたのも、印象的でした。
冥福をお祈りします。
(ストーリー)
両親の恐ろしい秘密を知った少年が、国家と両親への愛の板ばさみでゆれる姿を描くサスペンス・ドラマ。製作はハリー・ギッテス、監督は「マネー・ピット」のリチャード・べンジャミン、脚本はジョン・ヒルとボー・ゴールドマン、ストーリーはトム・ムスカとテリー・シュワルツ、撮影は「夜霧のマンハッタン」のラズロ・コヴァックス、音楽はマーヴィン・ハムリッシュが担当。出演は「影なき男(1987)」のシドニー・ポワチエ、「ジミー さよならのキスもしてくれない」のリヴァー・フェニックス、「イーストウィックの魔女たち」のリチャード・ジェンキンスほか。
(ストーリー)
アメリカ、カリフォルニア州。ジェフ・グラント(リバー・フェニックス)は、親思いで愛国心の強い高校生。ある日、ジェフは親に内緒で空軍士官学校の願書を提出した。FBIのエージェント、ロイ・パーメンター(シドニー・ポワチエ)は、入学希望者の身元チェックを通して、ジェフの両親に疑念を抱く。彼らはソ連から送り込まれたスパイだったのだ。ロイからこの秘密を告げられたジェフは、両親と自国への愛の板挟みとなり揺れ動く。しかし自分の手で動かぬ証拠をつかんだ時、彼は両親を取り囲む事件と陰謀の網目を解きほぐそうと決意する…。
by noho_hon2
| 2021-05-27 06:48
| 映画
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