2021年 05月 30日
今ここにある危機とぼくの好感度について 最終回 |
渡辺あや、「カーネーション」で、朝ドラ版・純文学とまで言われた作品の脚本家だけあり、現在「刺さる」物語を、ブラック・ユーモアの形でドラマ化。
話題性、じわじわ。松坂桃李の演技力もあって、評判になりましたね。
「虫刺され」されど、実は… な部分が、今に通じてました。
自らの好感度に一喜一憂してた、イケメン・人気キャスター・神崎真(松坂桃李)が、大学の広報マンに転職し、次々と不祥事対応に追われる展開に。
個人的には、松重豊の好演も、ナイス!だった気がして
大学時代の、真の元カノ。みのり(鈴木杏)の存在感も、効いてました。
原題を風刺しつつ、主役の真が、最後の最後で、好感度を気にしなくなって強くなる成長ぶりも、カタルシス?!
佳作だった気がしました。
(ストーリー)
謎の虫刺されが命にも関わると知らされた真(松坂桃李)の元に、みのり(鈴木杏)が励ましの電話をかけてくる。勇気を得た真は、被害の原因が帝都大の施設から流出した蚊だということを三芳総長(松重豊)に報告し、理事たちによる隠ぺいの事実を暴こうとする。だが須田理事(國村隼)を始めとする次世代博覧会の関係者たちは、予定地周辺で謎の蚊による健康被害が起きている事実を認めようとしない。そこで真はある奇策に出る。
by noho_hon2
| 2021-05-30 06:03
| ドラマ
|
Trackback
|
Comments(0)