この回も名作!
第2シリーズ 第6話目、だったのですね。
何よりラストの名セリフがインパクト!だったのですが、三谷幸喜の才能・爆発っ!
今や、シリアスにコメディ、勘違い親父まで幅広く演じる、唐沢寿明ですが、
この頃は、しゅっとして、クールで、野心ギラギラな役も得意、だったのですね。
原題もまた、クイズ番組がブレイクしてますが、永遠の定番ジャンル、ですよね。
結構、ユーモア全開!で、古畑任三郎が予選にキていて、フライングミスしてドボン。自滅する、オトボケぶりを発揮!
西村まさ彦と、パフェを押しやる合戦も、なにげに可笑しかったし、「とっちゃん坊や」って、キーワード自体も、クスリ。
古畑と「同じことする」ゲームで、お水ダーーッも、この回だったのですね。
伊集院光他、意外な人が出まくり!、
基本的に、なまじのエキスパートから「捨て目が効いたばかりに…」なオチが多いのが印象的。
次回も、「実はロケ」という遊び心。「相棒」の「ついてない女」シリーズに匹敵する回だけに、楽しみ楽しみ…
(ストーリー)
クイズ番組の連勝街道をひた走る千堂謙吉(唐沢寿明)は、甘いマスクから女性ファンも増え、CMにも出演する人気ぶり。しかし、実は事前に編成担当の海老沢(近藤芳正さん)らから、クイズのキーワードとなる数字を聞いていた。
8連勝がかかっているこの日、海老沢はヒントを教えられないと千堂に告げる。「無敵のチャンピオンを作りたいといったのはあなただ」と千堂は抗議するが、週刊誌もかぎつけており海老沢は千堂の抗議を受け付けない。
アシスタントの衣装にはキーワードの数字があしらわれていた。千堂は衣装係の沼田(伊集院光)を手なずけ衣装を見ようとするが、沼田も簡単に千堂に衣装を見せない。2人がもみ合ううち、沼田は頭を強打して死亡してしまった。
表の廊下では漫才コンビがネタの練習中で千堂は衣装室から出るに出られず。一計を案じ、密室トリックを作り上げ部屋から出ることに成功。番組には素知らぬ顔で出演する。その頃、古畑(田村正和)は同僚の今泉(西村まさ彦)と、千堂とのクイズ対決に挑戦する予選のために同じテレビ局に来ていた。