ラジエーションハウスII～放射線科の診断レポート～ 第５話「クビは誰だ！仲間を守れ！一泊二日温泉旅行!?」

原作、作・横幕智裕、画・モリタイシのマンガ「ラジエーションハウス」（集英社）

今回は、中盤にありがちな、サービス・エピソード、だったのかな？

成り行きで、スタッフ一同が、豪華な、セレブをターゲットにした、プレミアム人間ドックを運営する「帝光クリニック」の見学。

限りなく、温泉旅行な雰囲気で、ばっさーちゃん（本田翼）の浴衣姿等、可愛くて新鮮でした。

しかし、そこは医療物語。豪華ホテル並の、プレミアム人間ドックの、至れり尽くせりのサービスに満足する中、同じく、やってきてた人物が倒れ、彼の救済に奮闘。

個人的に、ここで活躍するエンケンさん、扮する技師長の小野寺の、ちょっとユーモラスな、見守りポジションの優しい暖かさが、ドクターXの、道化に徹したポジションと、微妙に違い、好きです。

経費問題や、冷蔵庫が壊れるアクシデント、等々…　好みは分かれそうですが、なるほど、パート２の制作も納得な、キャスティングの豪華さと、オリジナリティです。

ここでの、主役・唯織（窪田正孝）は、前髪を深く降ろして、ややエキセントリックなエキスパート役…　これまた、引き出しの広さと、演技力を痛感。

　　　　（ストーリー）

唯織（窪田正孝）たち、ラジエーションハウス共用の冷蔵庫が故障した。ちょうど病院では、経営陣に新たな医療機器や備品の購入許可を求める『備品選定委員会』が開催されていた。技師長の小野寺（遠藤憲一）は、そこで冷蔵庫を申請するが、院長の灰島（髙嶋政宏）から、「それ相応の成果を出してからにしろ」と言われ取り合ってもらえない。