相棒 Season20 第７話「かわおとこ」

ついに、長年、相棒役をつとめた、亘（反町隆史）。今期で、ご卒業になるみたい…　ですね。

思えば、相棒は、人気の長寿シリーズですが、かなりの大胆設定や、社会派も、特徴のひとつ。

タブーに挑戦したもの。妖怪や幽霊、場合によっては、同性愛に、サイコまで扱うチャレンジ精神があるので、

（個人的には、序盤に登場した、朝倉も、凄い役柄だったし、双子な尼の男色に「ををっ！」だった記憶が…）

冒頭は、和やかな母子ｎ時間が、いきなり暗転。子供が居なくなり、川に流され、重体で発見。

目を離してしまったことで自責の念に苦しむ、男児の母・辻浦千夏（黒坂真美）に非難が集中するなか、

特命係の杉下右京（水谷豊）と、冠城亘（反町隆史）は、その家族写真に感じるものが…

物語に、（子供が描いた絵から、ですが）妖怪が登場したあたり、「…らしいなぁ…」と感じました。

ラストも、美人女将（３代目）の居る居酒屋でフィニッシュってあたりも、お薬草ですね。

山本なつみの脚本。なかなかに、相棒らしかったです。

　　　　（ストーリー）

川辺で行方不明になった男児が意識不明の状態で見つかり、小学生の姉・百花（米村莉子）が父親ともめるのを目撃していた右京（水谷豊）と亘（反町隆史）は関連を調べ始める。現場では過去に工場排水による水質汚染問題が起き、また、釣り中のガラス工場の社員が事故死していた。そんな中、右京らは百花が近隣住民達に「弟は‘川男’に引っ張られた」と主張するのを聞く。