2021年 12月 05日
二夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子『女系家族』第1夜 |
ほとんどが映像化され、ヒットしてますが、極めつけに、濃ゆ~いワールドですよね。
ジャンル違いなれど、横溝正史や、江戸川乱歩、松本清張も、びっくり。
多くが「よく、引き受けたなぁ…」と感心する、キャスティング。
役所広司、さすがの役者力と存在感。
もめごとのルーツなる人物なれど、彼が演じると「成功して、お金持ちになったがゆえん? 娘ぐらいな年齢の最後の恋人も、人間だから… (^_^;)」と、感じさせたりして。
やはり、宮沢りえが、女優力というか、「格の差」を見せつけましたね。
欲と業が前面に出て、ここまで徹すると、また、アッパレ… です。
どうなる?! と、ドキドキ…
(解説)
大阪・船場で老舗の木綿問屋を営む矢島家。代々娘たちが暖簾を守り続ける“女系筋”である『矢島商店』の四代目・嘉蔵(役所広司)が総額数十億円の遺産を遺して亡くなり、その遺言状が大番頭の大野宇市(奥田瑛二)によって読み上げられる。
“出戻り”でもある長女で総領娘の矢島藤代(寺島しのぶ)、婿を迎え、矢島家を継ぐ気でいた次女の千寿(水川あさみ)、やや世間知らずなため、叔母である芳子(渡辺えり)の後ろ盾を得ている三女の雛子(山本美月)らが見守る中、明かされた遺言状の中身――それは矢島家の女たちの誰も想像すらしていない内容だった。
なんとそこには嘉蔵の愛人である浜田文乃(宮沢りえ)の名が。そして愛人である文乃にも遺産を分配するように、と記されていたのだ!
なんとそこには嘉蔵の愛人である浜田文乃(宮沢りえ)の名が。そして愛人である文乃にも遺産を分配するように、と記されていたのだ!
もちろんそんな遺言に納得するはずもない藤代ら矢島家の女たち。さらには文乃が嘉蔵の子を身ごもっていることまで明らかに…。藤代が懇意にする日本舞踊の師匠・梅村芳三郎(伊藤英明)、千寿の婿・良吉(長谷川朝晴)、そして大番頭の宇市といった、姉妹を取り巻く男たちも巻き込み、遺産相続だけではない、人間の欲望と嫉妬にまみれた激しい戦いが繰り広げられていく…。
by noho_hon2
| 2021-12-05 13:23
| ドラマ
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