土曜ドラマ「キヨシコ」 再放送

原作は、人気小説家、重松清の『きよしこ』

初オンエアは、2021年3月20日

思っていることを、吃音ゆえに、上手に話すことができず、ひとりぼっちだった少年は、様々な人と出会う中「伝えること」を諦めない大人へと成長…

ファンタジックに「もうひとりの、キヨシ」ならぬ、黄色いレインコートの「キヨシコ」が理解者であり、友人だったり、

学校に馴染めず、でも、風来坊のおっちゃんが優しくて…　でも、母親（貫地谷しほり）には交際を止められ…

やがて、進路を決める際、両親は地元の国立大学を望んだけれど、彼は東京の早稲田への進学を希望していて…　お勉強を見てくれてた、美人で優しいお姉さんは、少し失望して…

主演の、安田顕、とてもイイ感じでしたね。

大泉洋が出世頭になったけれど、共に上京した彼も大奮闘。花を咲かせることが出来て、ヨカッタ…

西田尚美。今や、キレイな妻や、時には、お姑さん役…　

個人的には「ナビィの恋」が好きでした。

少年時代のキヨシが、いかにも素朴い雰囲気の少年だったのも「さすが、NHK…」でした。

なかなかの佳作でした。

　　　　（ストーリー）

小説家の白石清（安田顕）の元に「きつ音なんかに負けるなと息子を励ましてほしい」と手紙が届いた。白石はきつ音を抱えていたのだ。特にカ行とタ行が苦手で自分の名前「きよし」さえつっかえてしまう。少年時代、自己紹介するたびに同級生から笑われ引っ込み思案になっていたきよし少年の心のよりどころは“きよしこ”。「きよし　この夜」を「きよしこ　の夜」と勘違いして想像した友達となら何でもスラスラ話せたのだ…。