2022年 02月 01日
パプリカ(2006) |
2月4日に、初の監督作「鹿の王 ユナと約束の旅」を、記念し、安藤雅司・作品の宣伝で、深夜枠の映画天国でオンエア、
原作は、筒井康隆が1993年に発表した長編SF小説『パプリカ』。
かなり、絵柄とストーリーに好みが分かれそうですが、その、発送の大胆さと、想像力。天才性に脱帽…
現実が夢に侵されるサスペンスを、圧倒的・表現力で描いていて、驚き!
他人と夢を共有できる画期的な装置の発明を巡って、悪夢を見させる夢のテロリストと、夢探偵パプリカの戦いを描いていて、夢の中に入って事件を追うという原作の設定を踏襲しつつ、ストーリーは大胆に脚色!
なんと、第63回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門出品作品、
第19回東京国際映画祭のanimecs TIFF 2006共同オープニング上映作品だった、という情報に驚きっ!
声優陣も、林原めぐみや古谷徹、江守徹、山寺宏一が担当してて、気合いの程を感じました。
また、あくまで個人的・見解で、独断と偏見に満ちた印象ですが、
作画のイメージモデル的に、理事長は、悪役同名の麿赤兒。というより、大森立嗣パパで、黒髪美女に栗山千明、イケメン青年に、 伊勢谷友介を、当てて描かれたように、邪推…
映像表現の、ワンランク上さに、圧倒的されました。
同時に、筒井康隆、天才説を、ますます確信…
(解説)
同作は、筒井康隆氏の同名小説が原作の2006年公開作品。精神医療研究所が開発した他人の夢を共有できる装置が何者かによって盗まれ、研究員たちは精神を冒されていく。謎の解明に挑むセラピストの千葉敦子(CV:林原めぐみ)は、極秘のセラピーを行うために夢探偵パプリカに姿を変え、クライアントの夢の中に入りこむ。幻想と現実が交錯する様子が圧倒的なビジュアルで描かれ、10年に亡くなった今監督による最後の劇場作品となった。
本作は『PERFECT BLUE』、『千年女優』、『東京ゴッドファーザーズ』などの代表作を持つ、今敏監督による2006年公開のアニメ映画。原作は筒井康隆氏による同名小説で、夢と現実が交錯する幻想的な極彩色の映像美が見どころの一作。
(ストーリー)
舞台は近未来、人間の“夢”をモニタリングしたり、実際に夢に介入したりすることで精神疾患を治療する、サイコセラピー技術が発達している時代。他人の夢を共有できる画期的テクノロジー“DCミニ”が盗まれたことをきっかけに物語が展開。盗難を機に、DCミニを開発した精神医療研究所の所員たちはつぎつぎに奇怪な夢を見るようになり、精神を冒されていく。
by noho_hon2
| 2022-02-01 05:51
| 映画
|
Trackback
|
Comments(2)
筒井康隆の作品を映像化したものは”当たり!”と"残念・・・"がはっきりするような気がするのですが、この作品は「よく映像化出来ましたね!」と感じた覚えがあります。
0
django32002さん、こんにちわ。
たしかに、筒井作品。「時かけ」など、何度も映像化されてる名作ゆえ、その魅力と力量が分かりますよね。
あまりにも有名すぎてか、これほど、○と☓がハッキリするのは珍しい… かも。
私も、筒井康隆の想像力と、そのシュールで、意表を突く世界感を、見事、映像化した、表現者魂と心意気に感服しました。
色々な意味で「見られてヨカッタ」と感謝でした。
たしかに、筒井作品。「時かけ」など、何度も映像化されてる名作ゆえ、その魅力と力量が分かりますよね。
あまりにも有名すぎてか、これほど、○と☓がハッキリするのは珍しい… かも。
私も、筒井康隆の想像力と、そのシュールで、意表を突く世界感を、見事、映像化した、表現者魂と心意気に感服しました。
色々な意味で「見られてヨカッタ」と感謝でした。