オールドルーキー 第１話

脚本は「HERO」や、NHK連続テレビ小説「まんぷく」、「龍馬伝」などを手掛けた、人気と実力・福田靖さんのオリジナル作。

引退したサッカー元日本代表・新町亮太郎（綾野剛）が、現役引退することになった元サッカー日本代表選手・新町亮太郎（綾野）を主人公に、

彼が愛する娘や妻のために、スポーツマネジメント会社「ビクトリー」に勤めて、セカンドキャリアを歩む姿を描く。セカンドキャリアを切り開こうと模索する姿を描く　ヒューマンドラマ。

さすが、日曜劇場名物。サプライズ・キャスティングは、アンミカの出演と、初回ゲストの横浜流星だった…　かな？

先のキムタクドラマに続き、いったんは挫折を経験した男が、次の扉を開き、起死回生する痛快作…　かな？（個人的には、そういうのを期待…）

さすが、演技派・綾野剛。かっこいい役から、「コウノドリ」みたいな、慈愛に満ちた役から、顔立ち、及び醸し出す雰囲気、自体が違って、凄いですね。

今回は、元スター選手だったのに、現役引退。営業職に就いたものの、慣れない職場に成果を出せず、あっちまち解雇される情けない姿まで…「情けない役柄」まで…

ずっと、どちらかというと、ロンリーウルフや、モンスター役（「フランケンシュタインの恋」個人的には、大好きな名作「シザーハンズ」に似ていて、かなり好きでした）まで…　

ひょっとして、前回のニノ同様。マイホーム・パパ役は、初では？

芳根京子。前クールでは、「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」で、年下イケメンの人気アイドル君に慕われて、なおかつクールな役柄に徹してましたが、「例え、妬まれても…」なガッツと根性の演技力？！

しばし、様子見…　です。

　　　　（ストーリー）

元サッカー日本代表の新町亮太郎（綾野剛）は３７歳で選手としてのピークは過ぎたものの、Ｊ３に所属するチーム「ジェンマ八王子」で活躍していた。しかし、ある日「ジェンマ八王子」の解散が突然告げられる。そして、移籍先が見つからなかった新町は、現役引退を余儀なくされてしまう。

住宅ローンも残っているし、１０歳と５歳の娘の教育費がかかるのはこれから。新しい仕事に就こうとするも、サッカー関係の仕事は軒並み断られてしまい、ハローワーク通いを始める。そして一般的な職に就くものの、サッカー以外になにもやってこなかった新町は仕事の厳しさに直面する。

仕事がうまくいかず悩む新町だったが、それは家庭にも影響を及ぼす。パパが自慢だった娘たちには引退したことを隠していたのだが、娘たちが異変に気付き親子仲に亀裂が生じてしまう。ただ、妻の果奈子（榮倉奈々）は新町が新しい仕事に挑むことを応援してくれていた。

そんな新町に、「ビクトリー」の社長・高柳雅史（反町隆史）があるきっかけで、「うちで働いてみないか？」と声をかける。「ビクトリー」は新町が「ジェンマ八王子」解散のあと、移籍の相談をしたスポーツマネージメント会社だ。喜んで働き始めた新町に、高柳は若くて優秀な深沢塔子（芳根京子）と組むよう指示を出す。

「ビクトリー」での新町の初めての任務は、ドイツで活躍するサッカー選手、矢崎十志也の日本滞在中のサポート。しかし、矢崎と新町にはとある因縁があり、しかも矢崎は次々と無理難題を吹っかけてくる。家族のために、引くに引けない新町は塔子と協力して、この難題を乗り越えることができるのか！？表舞台の選手から選手を支える裏方へ――。

セカンドキャリアで懸命に生きる新町の第二の人生がスタートする！