2022年 10月 28日
「岡本太郎、現代を撃つ~“双子の傑作”に秘めた企み~」 |

その塔を巡る取材を薦めていく内、いろいろな太郎の芸術の根っこにあるものが見え隠れ…
同じ頃にメキシコで描いた巨大な壁画「明日の神話」は、展示予定だったホテルが倒産してしまい、長い間、行方不明に。
しかし、30年あまり後に発見され、専門家達が丹精込めて修復。今は渋谷駅に飾られているのだそう。
特に、とっtでも・オブジェ。太陽の塔を巡る、エピソードの数々が大いに興味深く、この案が出てきた時は、人々を驚かせたことは、容易に想像。
しかし、当然。未だかつてないプロジェクト。
共に組んで仕事をしていた丹下健三も、頭を抱えたり、リーダーもアングリなったり… 興味深いものがありました。
また、当時の記録映像で再現された、諸々が、とても興味深くて…
丹下健三の長男の証言や、エンジニア達の苦労。
太郎の最大の理解者であり、パートナーだった敏子さんといい…(太郎が没し、数年後。お亡くなりになられたのですね)
また、太郎のルーツを探ると、当然、ビッグな御両親。若き日にヨーロッパに渡り、特に、召集されての従軍経験や、復興していく日本の光と影。大国の水爆実験、等々の影響が大きかったよう。
被爆の衝撃を、ゲルニカにも負けない アートで表現したかったのかな?
晩年は、CMの名文句といい「おもろい天才オジサン」として、「いいとも」で名物だったような気がしますが、
改めて、岡本太郎の天才ぶりに(たしか、うんと以前。岡本太郎博物館を 1度どだけ訪れたことがある記憶が…)、注目でした。
しかし、渋谷の壁画が、そうとは知らなかったなぁ… 今度、まじまじと見てみようっと。
by noho_hon2
| 2022-10-28 08:42
| テレビ
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