2022年 12月 21日
まんが道 ~青春篇 再放送 |
実は、自分は原作から先に読んだクチなので、程良いコミカルさとテンポ良さ。最初のスランプで逃げ出してしまい、しばし出禁になった修羅場体験も、上手に演出。
「よく 出来てるなぁ…」と感心。主題歌からして、若き日の長渕剛ですものね。
調べてみると、この人気シリーズ。
原作は、1970年から1972年まで『週刊少年チャンピオン』で連載。その後、1977年から1982年まで『週刊少年キング』(少年画報社)に連載。
掲載誌の休刊に伴って 未完のまま終わったが、その後『藤子不二雄ランド』(中央公論社)の巻末連載まんがに引き継がれた、のだそう。
1986年と1987年に、NHK銀河テレビ小説でドラマ化。2006年秋には、同ドラマがDVD Vol.1&Vol.2として発売。
このドラマは、1986年11月17日から12月5日まで、NHK総合の「銀河テレビ小説」枠でオンエア。
個人的に、手塚治虫役を江守徹が演じていて、その 浮世離れしたレベルの 超・天才ぶりを 上手に表現。「そのキャスティング、最高!」と、勝手にウケ!ました。
トキワ荘に移ったのは5話目からで、手塚先生が去った跡に入った訳ですが、机を残していて、2人が深くお辞儀して、半ば拝むようなシーンに、感動しました。
前作の続編となっており、一部を除いて主要キャストに変更はないのだそう。
上京から新漫画党結成、トキワ荘引越、原稿大量落とし事件、再起までをドラマ化したもの。
作者である安孫子素雄が 2人を激励する飲み屋の客として出演したことが話題となった、とのこと。
また 石森章太郎役は実の息子である俳優の小野寺丈が演じた…と知り「をををっ!」
個人的に、寺田ヒロオ役を、要潤似の器の大きそうな方が演じてるなぁ…と思っていたら、河島英五で、びっくり!
高木美帆や鈴木保奈美も出ていて、いつも、出前のラーメンを運んでくる ラーメン屋の看板娘で、まだまだチョイ役だなぁ…と思ってたら、かなり重要で、ディープな場面も演じていて 当時からの役者魂に感心…
伊東四朗に水前寺清子、冨士眞奈美、等々… 若き日の姿が魅力的でした。
(解説)
プロの漫画家を目指して故郷の高岡から上京した道雄と茂は、尊敬する手塚治虫がトキワ荘から引っ越すと聞き、そのあとに入居することに。トキワ荘と言えば若手漫画家がこぞって住む漫画家の「梁山泊」。憧れのトキワ荘の住人になったとたん、二人にはとんとん拍子に仕事が入るようになるが…。前年に放送し好評を博した「まんが道」の続編で、上京後のふたりが困難を乗り越えて漫画家として自立する姿を描いた。(全15話)
(メモ・「まんが道」並び トキワ荘関連番組レビュー)
by noho_hon2
| 2022-12-21 17:15
| ドラマ
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