2022年 12月 22日
ニキータ (1990) |
不良少女が、殺し屋に仕立て上げられていく物語を、映画的・美意識に満ちた中で描かれる「凶暴な バイオレンス」もののルーツかも。
(たしか、この作品での、ジャン・レノ役の冷徹な殺し屋に インスパイアされての作品が、彼の ハリウッド進出を祝って脚本を、アッという間に書きあげたという伝説の作品が「レオン」ですよね)
それにしても、ベッソン監督。主演・女優に恋しては、公私共々な仲になるのは… 監督家業の性でもあるのでしょうか?
さすが、愛の国。フランス… あの、ホームズが「君は、フランスに生まれるべきだった。あの国は、情熱ゆえの犯罪に観葉だ」という台詞が忘れ稀ません。
しかし、主演の、アンヌ・パリロー、それ以前は、レオ様の「仮面の男」に出演とは… 凄いなぁ
スーパー・モデルの、ミラ・ジョヴォヴィッチを主演に据え、少年時代に描いたワールドを映画に昇華した、「フィフス・エレメント」もハンパ無いけれど…(同じく、彼女とも結婚)
個人的に、順番的に、コチラを先に見たので、レストランでのドンパチが「ゴッドファーザー」でも、そういうシーンがあり、インパクト!
今にして思えば、あの衣装自体も、通気口からの脱出劇も、計算しつくされてたのですね。
最初。粗暴な不良少女だった彼女に、レディのたしなみを教えるのが、ジャン・モローで、それも、凄いと感じました。
やがて、ニキータの恋人となるジャン=ユーグ・アングラードの優男ぶりは、本当に似合っていたけれど、パリのフランス国立高等演劇学校(コンセルヴァトワール)で演劇を5年間勉強した程のエリートとは下無かったなぁ…、
たしか「ベディ・ブルー」や「王妃マルゴ」「レオン完全場」にも出てましたよね。
久々に見ると、やはり、ベッソン監督、天才!を再確認。
聞くところによると、ベッソン監督は DVDのインタビューで「『ニキータ』は、僕にとって、自分を壊して飛び出した作品。僕の作品は『ニキータ』以前と『ニキータ』以後で分けられる」と語っている、とまで言い切ってたとは!
いろいろな意味で、やはり、パワーある 印象的な作品でした。
(解説)
パリを舞台に生存本能だけで生きている不良娘が殺し屋に変貌させられてゆく姿を描く。監督・脚本は「グレート・ブルー」のリュック・ベッソン、撮影はティエリー・アルボガスト、音楽はエリック・セラが担当。出演はアンヌ・パリロー、ジャン・ユーグ・アングラードほか。
(ストーリー)
パリの路上に生きる粗暴な不良娘ニキータ(アンヌ・パリロー)。麻薬中毒の彼女は薬屋を襲撃しようとして3人の警官を射殺してしまう。ニキータは無期懲役刑を言い渡されるが、その生存能力の高さに政府の秘密機関が目をつけ、工作員として働くことを強要される。初めは抵抗したニキータだったが、選択は一つしかないことを知り、教育係のボブ(チェッキー・カリョ)による厳しい訓練に耐え、先輩のアマンド(ジャンヌ・モロー)のアドバイスもあって3年後には美しい女殺し屋に変貌していた。
23歳の誕生日に初めて外出を許されたニキータは、ボブに連れていってもらったレストランで拳銃を与えられ、暗殺指令を受ける。無事仕事をこなした彼女は一人前の秘密工作員として認められ、コードネームをもらった。
そんな日々の中、ニキータにも初めての恋が芽生えた。相手はスーパーのレジ係マルコ(ジャン・ユーグ・アングラード)。しかし婚約者となっても彼には秘密を打ち明けることはできなかった。ソ連大使館から機密情報を奪取する指令を受け潜入するが失敗し身も心も疲れきったニキータにマルコは仕事をやめろと言う。
彼は全てを知っていたのだ。ニキータは一人逃亡し、残されたマルコは機密情報のマイクロフィルムをボブに渡し、ニキータを守ってくれるよう頼んだ。静寂の中、言いようのない寂しさが2人を包んでいた。
by noho_hon2
| 2022-12-22 16:33
| 映画
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