2023年 02月 05日
テレビ70年記念ドラマ「大河ドラマが生まれた日 笑いと涙の大河ドラマ誕生秘話」 |
贅沢キャスティングで、金子茂樹の脚本で、笑いとペーソス。そして、当時のテレビマン達の情熱と奮闘が伝わる 佳作ドラマでそた。
1962年、NHK芸能局若手AD山岡(生田斗真)と上司の楠田(阿部サダヲ)は、局長(中井貴一)に、後に 大河ドラマと呼ばれる 大型娯楽時代劇を作るよう命じられる。
日本で初の、映画級の時代劇を…という情熱から、NHK芸能局若手AD山岡(生田斗真)が奔走するのですが、最初に懇願した先は、当時の大スター、佐田啓二。
たしか、夭逝されたけれど、佐田啓二って、往年の 二枚目・大スターで、中井貴一のお父さんですよね。息子さんである 中井貴一が上司として出演してるあたり、遊び心を感じました。
甘くて 品のあるイケメンさん、だけに、中村七之助、ハマり役!
テレビもお店の味も、万人にウケるもの目指したいけれど、実は、たった1人を喜ばせる為のものがウケたりするんだよな…って、ひとりごとがインパクト!だったし、キーワードでもあった気がします。
当時の多忙なスターの難しい諸事情や、交通網の事情を考えると、納得感のあるものばかり。でも、ふとした思いつきが、新しい扉を開けたり、痛快激要素も満載で、感動の物語でした。
生田斗真、イイ俳優さんに成長しましたね。矢本悠馬も、持ち味を活かし、なにげに、実に美味しい役どころ。
松本穂香も、その妻として ナイスポジション。話題の松尾諭や、やはり、上手さが光る イッセー尾形と、伊東四朗。
特に雪のシーンに苦労してたし、最後の見せ場だっただけに、本日、夕方オンエア予定の カラー版「花の生涯」が楽しみです。
(ストーリー)
1962年、NHK芸能局の若手アシスタントディレクター山岡(生田斗真)は、局長(中井貴一)に「映画に負けない日本一の大型娯楽時代劇を作れ!」と突然命じられた。
山岡と上司の楠田(阿部サダヲ)は大スター佐田啓二(中村七之助)の自宅に日参しテレビドラマ出演を頼みこむもののなかなか返事をもらえなかった。大河ドラマ第一作の「花の生涯」の現場では、画期的な収録方法がどんどん生み出され放送に向け突き進む。
by noho_hon2
| 2023-02-05 09:54
| ドラマ
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