ラストマン-全盲の捜査官- 最終回「お父さんごめんね涙と魂の叫び…41年間隠した切なくて哀しい親子の秘密」

福山雅治と大泉洋が、2010年の大河ドラマ「龍馬伝」（NHK）以来、芝居での共演を果たす完全オリジナルの痛快ミステリー。

福山雅治は、目が見えない設定で杖を持っても、かっこいい！

最初は密かに「永瀬廉は、どうなった⁉」と、突っ込みたくなったけれど、見事なサプライズと、伏線回収。感動のフィニッシュ。

大泉洋は、珍しく、少し鞍目の設定が珍しいナ…と感じましたが、

殿 (上川隆也) も、やや グレーな存在だったし、新境地への挑戦や、違うジャンルの方に役を与えたり、これもまた、日曜劇場名物なのかな？

しかし、最終回は、畳み込んできましたね。「実は…」や真相が、怒涛の展開。

往年の真相を再現する、若き日の母が、相武紗季とは なんと贅沢な…

いろいろな意味で、脚本の黒岩勉、並ぶに、豪華・キャスティングが活かされた力作でした。

日曜劇場の伝統を、遵守した気がします。

これまた、お疲れ様でした。

　　　（ストーリー）

泉（永瀬廉）が病院に搬送される一方で、一連の事件の黒幕が弓塚（石橋蓮司）だと確信する捜査員一同。皆実（福山雅治）や心太朗（大泉洋）らに手を引くよう圧力がかかる中、佐久良（吉田羊）の班が事件にある暴力団が関わっていることを突き止めた。佐久良らの覚悟を感じた捜査一課係長の今藤（今井朋彦）は、皆実の助言を受け、暴力団サイドから弓塚との関係をひそかに探るよう命じる。そんな中、皆実と心太朗は、かつて鎌田（津田健次郎）と皆実の母・勢津子（相武紗季）が働いていた料亭の元同僚に会って話を聞く。