あなたがしてくれなくても 特別編

ハルノ晴の同名コミックを原作に、夫婦のタブーに切り込む大人の恋愛ドラマ。

特別編では、本編全11話では描かれなかった、吉野夫婦と新名夫婦がそれぞれ離婚を決意してからどんな日々を送っていたのか、“空白の数ヶ月”を描かれました。

演技派で、美形な面々だけに、繊細な物語も、うっとり見ることができた気がします。

特に、奈緒も良いけれど、脇の同僚、武田玲奈も、存在感…

今回は、ゲストに名バイプレーヤーの、野間口徹が登場。

（個人的には、野暮天ながら、ヨシヒコで、サラリーマン然とした ラスボスが忘れられない）

急なアクシデントに「あわや…」な、復縁のきっかけになりそうな場面も…

願わくば、どういう形でもイイから、幸せになって欲しいです。

　　　（ストーリー）

吉野陽一（永山瑛太）と離婚し、新名誠（岩田剛典）にも別れを告げたみち（奈緒）は、同僚の北原華（武田玲奈）と新居の荷ほどきをする。「新名と一緒になると思っていたのに」と聞く華に「自分の力で生きていくって決めたから」と返す。

ある日、みちが華と待ち合わせしていると、そこに瀬田慎之介という名の男性（野間口徹）がやってくる。マッチングアプリでダブルブッキングした華の代役として、みちは呼び出されたのだった。渋々、瀬田とデートすることになるみちは「無理して一緒にいても時間を無駄にするだけ」という瀬田の結婚観を聞きながら、陽一と過ごした5年間を思い返し始める。