あれからどうした 第２話「久保家の隠しごと」

「あれからどうした」は、人間の「表と裏」を暴き出す、まったく新しい形のドラマ。

佐藤雅彦、関友太郎、平瀬謙太朗からなる 監督集団「5月」のオリジナルで、編集と演出も手掛ける。

一見。ありふれた平和な家庭の食卓。

でも、４人家族のそれぞれが、ちょっとした秘密を抱えている様が、悲喜劇で、人間臭さに、ウケました。

特に、奥さん役の西田尚美が、宝くじに当たり、つい、気が大きくなって、ハイブランドで散財するのが笑えました。

その残りで、御馳走を振る舞うのも、オチとしては、（^^*）でした。

弟も、お姉ちゃんも、ダンナさんも、それぞれに、事情持ちが人間らしくて「そんなものさ…」な気分になる秀作に思えました。

ちなみに、お姉ちゃん役の、上坂樹里（こうさか・じゅり）さんもは、同話には、10月期の連続ドラマ「いちばんすきな花」（フジテレビ系）で1話のみに登場し、

SNSで「この子誰！？」と話題になった出演した事で話題になったそうで、作品選びに抜かりなし、ですね。

ラストを飾る、三浦誠己さん、酒井若菜さん、井之脇海さん、芹澤興人さん、岸井ゆきのさんが出演する第3話「制服を脱いだ警察官」が、今から楽しみです。

　　　（ストーリー）

久保家は、父・彰彦と母・祥子、高校生の娘・絵梨花と小学生の息子・航平に、犬のジョン。朝食を終えた久保家の４人は、それぞれ仕事や学校へ出かける。そして、１日が終わって夜の食卓についた４人は互いに尋ね合う…「あれからどうした？」それぞれが語る日中の出来事（音声）は、それぞれが実際に体験した出来事（映像）となぜか大きく食い違っている。