2024年 01月 09日
映画「生きる」(1952) |
余命わずかなことを知り、生きる意味を見いだそうとする姿を描く感動の名作。主演は志村喬。
思えば、結婚して教えられたのが、黒澤映画と、シャールック・ホームズ。
不朽の名作。「いつかは…」と思っていたけれど あまりにも ストーリーと 名シーンが有名すぎて 敷居の高さに 見そびれた感…でしょうか?

現代なら 過剰に 恐れる必要のない病名に、医学の進歩を痛感⁉
「7人の侍」も、実は意外だったし(三船敏郎が、ああいうキャラとは!)「天国と地獄」の、効果的な カラー・シーンといい、クライマックス・シーンに流れる明るいクラシックといい…今回も少し意表を突かれた感の展開。
葬儀の場で、初めて明かされていく、彼の偉業。当初は、終活として、享楽を試してみるのも、分かる気がしました。
この度、英国でリメイクが決まったそうですね、どこか、日本人離れしてる印象の、黒澤明 監督作品。別格のあまり、往々にして、リメイクも大ヒット!
2005年発表の「史上最高の映画100本」に選出した。米国の映画批評家ロジャー・イーバートは 本作に最高評価の星4つを与え、自身が選ぶ最高の映画のリストに加えているのだそう。
マカロニ・ウェスタンの「荒野の7人」や、「用心棒」のリメイクもヒットしたそうですね。楽しみです。実は、また、ひとつ、心の宿題が果たせた気がして、安堵感…でした。
(解説;ストーリー)
巨匠・黒澤明監督の代表作であり、黒澤ヒューマニズムの頂点ともされる感動の名作。市役所の市民課長・渡辺は、勤勉にみえながら無気力な日々を送っていたが、ある日、自分の余命がわずかなことを知る。
渡辺は自暴自棄になるが、希望に燃える若い女性事務員と出会い、自分も生きる意味を見いだそうと、市民から要望されていた、清潔で新しい児童公園を作ろうと奔走する…。渡辺を演じる名優・志村喬のこん身の演技が胸を打つ。
by noho_hon2
| 2024-01-09 05:55
| 映画
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