2024年 02月 25日
【土曜ドラマ】お別れホスピタル 最終回 |
沖田×華による同名コミック(小学館)を原作に、同じく沖田×華原作(『透明なゆりかご~産婦人科医院 看護師見習い日記』講談社)である 2018年放送のドラマ『透明なゆりかご』(NHK総合)に続き、『おかえりモネ』(NHK総合)、『きのう何食べた?』(テレビ東京系)の 安達奈緒子が脚本を手掛けた。
また、とことん「死」の現場と向き合う柴田岳志 演出の第1、2話と、ケアワーカーの南(長村航希)や、辺見の妹・佐都子(小野花梨)らの葛藤と、
彼ら彼女たちなりに前に進む姿を描くことで光を見せる笠浦友愛演出の第3話(第4話も担当)と 色合いが異なり、全体的に希望へと向かっていく構造になっているのも、興味深かったです。
「死んでたまるか」が口癖の池尻さんが辺見(岸井ゆきの)にだけ本音をもらす。辺見は思いをぶつけるが…。福山さんが急変。ようやく姿を現した息子がもらした本音は…
個人的には、難しい想いとストレスを、抱えたまま、屋上で、無言で勢いよく食事して、心身にエネルギー補給する 医師、松山ケンイチと、看護師、岸井ユキのシーンが 印象的でした。
密かに、ファンである、内田慈の、好演ぶりも良かったです。
冒頭のシーン(朝日が登る)に、諸々が暗示されてた気がします。名作だと思います。スタッフさん達、お疲れ様でした。
個人的に、勝手に、傑作認定です!
(ストーリー)
池尻さん(木野花)は、辺見(岸井ゆきの)には本音を言う。「死んでたまるか」が口癖なのに、ふと「怖い」ともらす。辺見は精一杯の思いを語るが…。福山さん(樫山文枝)は余命宣告されているが、息子のために長く生きたいと言う。それしかしてやれることがないと。
急変した福山さんの前に息子が現われる。母に言いたいことがあるから手術をしてほしいと言う。目を覚ました福山さんは…。池尻さんが最後に辺見に見せた姿は…。
by noho_hon2
| 2024-02-25 06:11
| ドラマ
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