ドラマ「『I am…』23歳たち」第１～２話

<23歳を生きる者たちを5人の監督が表現、オムニバスドラマ「I am…」地上波放送

いつの時代でも、誰でもぶつかる単純で難解なこと・・・。

独自の感性で描く物語は、映像美からして独特のカラー。

個人的には、どこかユーモラスな、第一話目の「打ち明けられない私の恋人」が印象に残りました。

ドタバタ騒ぎで、同居する恋人を、上京してくる母親から隠そうと必死でしたが、最後にバスに２人が、猛アピールっ！

携帯には「何となく気づいていたよ」のメッセージに普遍性を感じました。

　　（ストーリー）

第１話 森岡龍「打ち明けられない私の恋人」

新入社員として工場に入社した新垣蒼汰（村田凪）は苦悩していた。見定めるように自分を見つめる一癖ありそうな工員たちを前に、緊張で体が硬くなる。そう、これから自己紹介をしなくてはならないのだ。自己紹介は今後の立場を左右するとも言える人生のターニングポイントだ。どんなことを言えばいいか？どんなキャラクターでいくべきか？蒼汰は様々な自己紹介のパターンを想像してみるが。

第２話 根本宗子「マスタッシュガ―ル」

夢にまで見た、ラジオ局への就職を手にした23歳の神部(柏木ひなた)。「世の中に面白い番組を届けたい」と意気込む神部の理想とは裏腹に、周りの大人たちは楽に社会で生き抜く力を手に入れ、神部の熱意を相手にしない。悔しい思いをして過ごしていたある日、ある出来事をきっかけに神部は生放送中に大暴れする。