おいハンサム!!2 最終回

伊藤理佐による複数の漫画エピソードを原作に実写化した、“家族×食×恋”がテーマのホームコメディーの続編。

ややこしくも情に厚く 憎めない父親・源太郎(吉田鋼太郎)が、3人の娘の幸せを願い奮闘する。

木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈が人生に迷ってばかりの三姉妹を、MEGUMIが妻役で 家族を温かく見守る母親を演じる。

まさかまさかの映画化だけど、なかなか味で粋なフィニッシュ。

等身大で魅力的な、人間臭さをユーモラスに表現して、改めて秀逸作品だと感じました。やはり、要の、吉田鋼太郎と(現在。勢いのある) MEGUMI夫婦の娘達も、魅力的に、クスリと笑える 諸々が秀逸。

今回は、クリスマスから お正月への それぞれが抱える諸問題。恋愛が終わったり、始まろうとしてたり… 意外な人物が、巻き込まれていたりっ!

ある意味、吉田鋼太郎の存在感と、演技力は、現代では稀有な存在として、あの寅さん的、愛されキャラに匹敵する‥かも。とさえ‥

個人的には、姉妹達が 傷心を抱えて 実家に戻り 年末は 忘れようと 無心に大働きして、対照的に お正月にぐーたらしていた「あるある」さが、好感触。ますます、好きになったドラマでした。

たしかに「このファミリーを、もう少し 見いていたい」気になる、見事な 最終回でした。

　　　（ストーリー）

里香(佐久間由衣)は原さん（藤原竜也）についてある重大なことを思い出す。
それは痛恨のミス、「心理学上のアレ」だった。

そのことを里香に相談された由香（木南晴夏）はカルタの話をする。

美香（武田玲奈）は新しい炊飯器と真剣に向き合おうとしないユウジ（須藤蓮）と真剣に向き合おうとするが、シイナ(野波麻帆)から事前にある驚異的な仮説を教えられていた。

大森（浜野謙太）は急にモテ出してかえって選べない由香に「ネコになれ」と言う。
三姉妹はちゃんと選べるのか？源太郎（吉田鋼太郎）は迷える娘たちにナニを伝えるのか？