ダブルチート偽りの警官 Season1 最終回

テレビ東京とWOWOWの初共同製作となる、向井理主演のクライム・エンターテインメント。

警察官・多家良啓介(向井)は、とある商店街の交番に勤める真面目で頼られる存在だが、“詐欺師K”という裏の顔を持つ。

そんな多家良が、正義と悪を使い分け、身内の警察すら欺きながら、法では裁けない悪を裁く姿を描く。

なるほど。ラストまで見ると、SEASON２が製作された理由が分かった気がしました。

でも、スポットの当たる 主人公は、市原隼人が演じているのですね。

向井理が、演じる、多家良は、とてもハマっている気がしました。

元・捜査二課の、エース刑事が思うところあって、街の交番つとめしながら、別の顔も…　ある意味、詐欺合戦という意味では、かの「クロサギ」に近いものがあったでしょうか？

エンタメとしても、痛快作だった気がしました。

宿敵。神野を演じた、鈴木浩介が、「ライアーゲーム」シリーズでは、キノコを怪演、上戸彩と、斎藤工で大ヒットした「昼顔～平日午後3時の恋人たち～」では、マザコン亭主を、好演？

個人的には、役者さんとして、正しく成長している感が頼もしいです。

向井理も、未見だけれど、ブレイクした朝ドラ「ゲゲゲの女房」から、インテリと清潔感ある好感度・男子から、チャレンジも、多々…でも、こういう役が似合いますね。

テレビ東京さん、ドラマに賭ける情熱がハンパ無いだけに、次の作品も楽しみです。よくできた、今風・痛快エンタメだった気がしました。

　　　（ストーリー）

矢柴（荒川良々）を救出すべく多家良（向井理）が追跡した先で発見したのは、絶命した熊谷（小松利昌）だった。背後には麻美（松本若菜）の姿が…。思いがけない形で再会した２人の胸中は――。

捜査二課ではＫ＝多家良の線が濃厚に。ひとりで決着をつけるつもりだと悟ったひかり（内田理央）らは多家良の身を案じる。だが神野（鈴木浩介）の新事業は順調に進行。さらに予想外の展開が…！詐欺師VS詐欺師、壮絶バトルの結末は!?