南くんが恋人!? 最終回「神様ありがとう」

1994年、2004年と2度にわたり映像化されてきた内田春菊の人気コミック「南くんの恋人」を、男女逆転バーションでドラマ化。

『南くんの恋人』は、内田春菊による漫画作品。

ある日突然恋人が15センチの手のひらサイズになってしまう、甘くほろ苦いホーム・ラブコメディー。

主人公のちよみを飯沼愛、ちよみの恋人で手のひらサイズになってしまう南くんをFANTASTICS・八木勇征が演じる。

今回、再映像化するに当たり、原作の持つ、ビター要素で、最大の 問題要素まで リスペクト。

最初のヒット作を手掛けた、同じ、岡田脚本で、コミカルさと、ほっこり要素は健在に、お得意、大勢が、わちゃわちゃ 楽しげに談笑する 岡田ワールドに落とし込んで、上手に、核心部分を表現してた気がします。

原作を読んだのは、かなり以前だったので、実の父親（沢村一樹）との親子シーンは、創作したおまけだったあのかもしれませんが、とても 秀逸なシーンだった気がします。

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散歩両論ありそうですが、個人的には、時間帯を考えると「…これで、充分」も思えました。

本来なら、悲しく理不尽に引き裂かれてしまう 若い恋人達の 願いが叶う、ラブストーリーにしたのは正解だった気がしました。

個人的には、指示したいです。遊び心で出演の、最初の作品で「南くん」を演じた、武田真治。相変わらずの若さと魅力、プロ根性に感謝！

切ないけれど、良いリメイクだった気がしました。

　　　（ストーリー）

お互いを思い合う気持ちがますます強くなっていくちよみ（飯沼愛）と南くん（八木勇征）。

とうとう堀切家の信太郎（武田真治）、百合子（加賀まりこ）、楓（木村佳乃）、そして家族同然の久子＝チャコ（室井滋）にも秘密を打ち明け、ひと夏の思い出に花火を楽しむ。

幸せな時間を過ごす２人だったが、別れの時は近づいており、だけども誰もそのことを口に出せずにいた――。