2024年 09月 27日
【朝ドラ】虎に翼 最終回 |
実は、中国の法家・韓非子の言葉で『鬼に金棒』と同じく「強い上にもさらに強さが加わる」の意味であり、日本書紀の中でも 引用されていることわざ なのだそう。
さすが、よく出来ているナ…と、感心しながら 毎日、興味深く観てました。
もちろん、演技力・抜群!の ヒロイン。伊藤沙莉の「…はて?」が、絶品で その間合いも 抜群っ!

しかし、中には 前半は面白かったけれど、後半 失速したような… との 意見もあったみたいでしたが…
個人的には「終わりになる程、大きな案件を扱って、大丈夫?」との懸念も。でも、杞憂に終わりました。
やはり「法律を扱う」リーガルものでは、こういうチャレンジ精神も必要かと。
また、さりげなく扱った 身近な要素(特に、女性にとって)の扱いと ユーモアをまぶした ディテールが斬新で、才気と勇気を感じました。
好きなシーンは、学友仲間の女子達で、海岸で戯れる場面は 美しく 感慨深かったし、寅子が、最初の夫(仲野太賀)が 召集され 変顔の応酬で 笑いと涙で 別れていくシーンも、泣き笑いでした。(そのセンス。『あまちゃん』に 似てますね)。岡田将生の いきなり「チチンプイプイ」も 爆笑でした。
偶然、先日。主題歌を担当した、米津玄師との番組を、チラッと見ただけに(特別企画の、フルバージョンが素晴らしかった!)
ラスト。音楽だけだったけれど、2番まで、エンディングに 使われたのが 密かに 嬉しかったです。
やはり、自分にとって 屈指の名作・認定です。出演者やスタッフの方々、特にナレーターを担当の尾野真千子と、脚本家の、吉田恵里香を 称えたいです。
あと、さりげなく 今は亡き人が現れて ヒントや力を与えたり、岡田将生の 老け役と、松山ケンイチの 気難しいキャラの熱演も、お見事でした。
お疲れ様でした。見応えある作品、ありがとうございました。
by noho_hon2
| 2024-09-27 09:18
| ドラマ
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