2024年 11月 13日
宙わたる教室 第6話「コンピューター室の火星」 |
原作『宙わたる教室』は、伊与原新の小説。2023年10月20日に文藝春秋より刊行された。第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)。
定時制高校・科学部の生徒らが理科教師と出会い、“前代未聞の実験”に挑む姿を描く。東京の新宿にある定時制高校には、年齢も生い立ちもバラバラな生徒が通う。
そんな生徒たちが、謎めいた理科教師・藤竹(窪田)の導きの元、教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指す。
今回、スポットが当たったのは、同じ机を使う、全日制の生徒との友情。
家庭の事情で、受験に失敗。優秀であるがゆえに、鬱々と暮らしたいた、全日制のコンピューター部の部長・要(南出凌嘉)は、親の離婚のショックで、弟が暴れ出した日が、ちょうど受験日で、その理不尽な境遇に、心を閉ざしていたけれど、
顧問の藤竹(窪田正孝)の薦めで、金髪少年の、岳人(小林虎之介)が接近して説得。
今回も、心に残る、感動的なエピソードでした。定時制の結束力も頼もしい限り。実話だけに、どんな展開になるか、大いに興味です。
(ストーリー)
学会で発表する研究テーマを「火星クレーターの再現」に決めた科学部。再現実験は校内で最も天井の高いコンピューター準備室で行う必要があると分かる。
顧問の藤竹(窪田正孝)は全日制のコンピューター部の部長・要(南出凌嘉)に部屋を使わせて欲しいと相談するが、要は頑なに部屋を譲ろうとしない。
一方、要との意外な接点を見つけた岳人(小林虎之介)は、要を説得しようと声をかけるが…。
by noho_hon2
| 2024-11-13 08:38
| ドラマ
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