魯山人展へ

連休の谷間。ずっと興味あった、魯山人の作品を目の当たりに見ることができて大感激！

でも、彼の名って『なんでも鑑定団』と『美味しんぼ』の存在によって、一気にメジャーに！なった感ですよねぇ。

（やっぱ、あの漫画の勝因のひとつは、海原雄山という特異キャラの存在にあった気がして…）

ただ、惜しむらくは、うんと照明が暗かったので、ただでさえ暗い色味の陶器類が、ますます、闇に沈んでしまい、うむむ…なものがあったです。

「器は、あくまで料理の衣」という彼の意思をくんで、願わくば、「上手に盛り付けしてある写真」のひとつも見たかったような…

しかし、容赦ない彼の辛口ぶりには、思わず爆笑。し、知らなかった

（あの大ピカソでさえ、彼にかかると、けちょんけちょん）

身内とか、上司（！）とか、生活圏内に、これほど美意識の塊な方がいたら、少々、しんどいかもしれないけれど、「この世のどこかに存在してた」分には、ちょっと痛快ですよね。