2025年 02月 11日
【土曜プレミアム】「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~ (2023)」地上波初放送 |
原作、魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社)
出演者、GACKT、二階堂ふみ、主演。監督、武内英樹
前作の大ヒットで、続編が熱望され、今度の宿敵は、
なるほど、のだめで本領発揮!した、武内英樹 監督。「テルマエ・ロマエ」シリーズの、手腕で、更に、前作をパワーアップ。
「テルマエ・アロエ」シリーズは、顔の濃さで押していたけれど、本作は、キャラの濃さで押した感… です。
存在感、抜群B!のGACKT様に、演技派の、二階堂ふみは、出番こそ少なかったけれど、ラストの見せ場は、しっかりと!
個人的には、徹底したパロディ精神と荒唐無稽をぶっちぎるパワーに感心しました。特に、片岡愛之助夫婦は、奥方の藤原紀香と共に、怪演!
パロディ精神なら、ティブ・バードンの「チョコレート工場」も真っ青な、パート。なんと、ウンパ・ルンパ的な役を、ゆりやん、レッド・リバーが怪演。
特に、通天閣がロケットとして発射したり、迎え撃つ埼玉税は「田んぼアートを見る」タワーで迎撃するのが、大笑いでした。
姫様も、呪いが除けると、天童よしみとは、おそれいりました。
徹底した荒唐無稽は、魔夜峰央のワールドを、劇場化した、情熱に頭が下がりました。しかし、冒頭でカメオ出演した、魔夜峰央は、タモさんみたいでした。
色々な意味で天晴な作品だった気がします。
(ストーリー)
1台の車が埼玉県の田舎道を走っている。ラジオでは埼玉のご当地ソングに続き、DJが語る、埼玉にまつわる都市伝説・第II章が流れ始める。
その昔、東京からさげすまれていた埼玉県人が、壮大な茶番劇の末に通行手形を撤廃し、関東に平和が訪れた。埼玉解放戦線を率いる麻実麗(GACKT)と壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、さらなる平和を求めて活動。しかし埼玉県人は横のつながりが薄いという問題が浮上。
麗は埼玉県人の心を1つにするため、越谷に海を作る無謀な計画を打ち立てる。美しい白砂を持ち帰るために、百美を残し、和歌山県の白浜を目指して大海原に出るも、船が嵐に巻き込まれて難破し、麗は独り和歌山の海岸に漂着。麗は、滋賀解放戦線の桔梗魁(杏)と運命的な出会いを果たす。
当時の関西は、大阪府知事の嘉祥寺晃(片岡愛之助)らの支配下にあり、滋賀県人、和歌山県人、奈良県人らが非人道的な扱いを受けていた。白浜も大阪人のリゾート地になっており、通行手形のない者は入ることができず、そこには和歌山解放戦線のリーダーである姫君がとらわれていた。
桔梗は姫君を、麗は嘉祥寺にとらわれた仲間を救い出そうとするが、麗もまた嘉祥寺の手中に落ちてしまう。嘉祥寺が恐ろしい計画を企てていることを知った麗と桔梗、そして百美たちは、暴走する嘉祥寺を阻止することはできるのか…!?
この事態は日本全国をも巻き込む史上空前の東西対決へと発展していく!
by noho_hon2
| 2025-02-11 05:12
| 映画
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