プライベートバンカー 第8話「記憶なくした創業者…相続税を0円にする方法!?」

富裕層を相手に 資産管理や資産形成の 助言を行う “プライベートバンカー” が、金にまつわる問題を 解決に導く 痛快マネーサスペンス。

小峯裕之、神田優、山岡潤平、オリジナル脚本。

出演者は 鈴木保奈美、上杉柊平、土屋アンナ、MEGUMI、夏木マリ、橋爪功ら。EGUMI、夏木マリ、橋爪功ら。

唐沢寿明が 圧倒的な金融知識と 人脈を持つ凄腕のプライベートバンカー・庵野甲一を演じる。

相続争いは、早くから シャーロック・ホームズの定番。関わる事件の 大半が、相続関係だった記憶 あるのですが、いよいよ 日本でも その時代が やってきたのですね。

ラス前。天宮寺アイナグループ社長・天宮寺丈洋（橋爪功）が倒れて、鼠族争いが 激化！　でも、本当の 遺書探しに奔走する 子供達の、人間臭い 悲喜劇になってるあたり、コチコチの エンタメ。

ユミ力ルな どんでん返しの繰り返し。まさか プライベートバンカー 庵野甲一が、天宮寺丈洋に授けた、演技と筋書き だったとは！子供達の素質と 本音を知りたくての事だったのですね。

あまりにも 鮮やかだったので「…なるほどっ!」と感心してしまいました。これほどの、資産を持つ リッチマンでなくても、相続に関する トラブルは、今後。とても、多くなりそうな気配。

（実際、庶民な 実家の母や、義父と義母も、毎回。帰省の度に 聞かされる愚痴ストーリー。トラウマ案件だった模様）

きわめて、現代的な エンタメかもしれませんね。キャスティングの濃さが、際立っていました。ラストが、どのようにフィニッシュになるか。大いに 楽しみです。

　　　　（ストーリー）

天宮寺アイナグループ社長・天宮寺丈洋（橋爪功）は倒れた後、奇跡的に回復したものの、認知症を発症してしまう。長男の努（安井順平）や妻の果澄（MEGUMI）は、正式な診断が下る前に後継者問題を解決しようと焦る。

そんな中、副社長の美琴（夏木マリ）は、丈洋が引退を望んでいると偽り、強引に社長の座を奪おうとする。しかし、丈洋がプライベートバンカー・庵野甲一（唐沢寿明）と共に現れ、経営に介入し始める。暴走する丈洋を止められない中、美琴は庵野に丈洋を引退させるよう指示する。

一方、努と果澄は丈洋の認知症を利用し、彼に嘘を吹き込み、努を後継者に指名する遺言書を書かせる。庵野はなぜか努を支援し、取締役会で後継者決定を進めるが、弁護士・加賀谷（近江谷太朗）が現れ、美琴を後継者とする丈洋の正式な遺言書を発表。母と息子による後継者争いが勃発する。