五十嵐夫妻は偽装他人 最終回

海石ともえの同名漫画を新川優愛と塩野瑛久のダブル主演でドラマ化。

原作『五十嵐夫妻は偽装他人』は、海石ともえによる日本の漫画作品。『U-NEXT Comic』（U-NEXT）の「ハネコイ」レーベルにて、2022年11月1日より連載中。

原作 - 海石ともえ『五十嵐夫妻は偽装他人』（U-NEXT Comic）
脚本 - 土城温美

転職先で再会した別居中の夫婦が、職場で他人を装って働くことで恋愛沙汰に巻き込まれていく姿を描く“もだもだ”ララブコメディー。新しい職場で順風満帆な日々を送っていた真尋(新川)の目の前に、別居中の夫・直人(塩野)が上司として現れる。

ついに、最終回。“もだもだ”ララブコメディーの、ネーミングにウケました！　何と、夫婦生活が、今ひとつうまくいかなかったのは、バイタリティある、真尋(新川優愛)の存在が原因だったみたいで、その役を、なんと、黒木瞳が！

今回、直人(塩野瑛久)が、海外赴任（シンガポール）の打診をされて、従来なら、これで改めて、その存在の大きさを知り「ついて行きます」が定番だったのでしょうが、令和のカップルは、一度、夫婦関係を、リセットして、お互い「好き」であるのを確認。改めて、最初から 始めようとするのが、斬新でした。

仲間達や、横恋慕する面々も、魅力的だったし、なるほど。現代の大人ラブ・ストーリーは、こんな時代なのですね。スタッフの皆様、お疲れ様。

今年のブレイク男優に、昨年度の大河ドラマの、一条天皇役で、存在を示し、塩野瑛久が、入るのは、間違いない気がします。妻役の見上愛は、朝ドラ・ヒロインに抜擢されたし、改めて、大河ドラマの影響、恐るべしっ！

　　　（ストーリー）

直人(塩野瑛久)が本音を抑え、独断で海外赴任のオファーを断ったことへの落胆と悲しみで真尋(新川優愛)は家を飛び出してしまう。泣きながら歩く真尋を見かけた瀬戸(兵頭功海)は思わず、もう直人ではなく自分を選んで欲しいと告白する。翌日、ぎこちない真尋と直人の様子を察した美羽(田辺桃子)は直人をスナック・ビューティフルに誘う。美羽と妙(浜中文一)はもだもだする直人に活を入れて…！

一方、自分とは違う生き方をしてきた母・春奈（黒木瞳）と初めて真剣に向き合った真尋。愛と人生に不器用な夫婦が、紆余曲折の末に二人で出した答えとは…!?