【土曜ドラマ】エンジェルフライト 第３話 [社葬ＶＳ食堂おかめ]

主演・米倉涼子×脚本・古沢良太のヒューマン＆エンターテインメント・ドラマ。

原作、佐々涼子の小説「エンジェル フライト」

脚本、古沢良太

海外で亡くなった人の遺体を国境を越えて遺族に送り届ける、実在するスペシャリストの物語。

さすが、現代を斬った物語。誰しも、等しく 訪れる死だけれど、時と場所を選ばないのも、平等?!

でも、片や 大衆食堂の女将が、子供達のプレゼントで、推してる KーPOPのアイドル・コンサートに 出かけた先で、

片や、大会社の社長まで 登り詰めた、往年の ガキ大将が、幼馴染の チビを呼びつけ、腹心となるも 最後のプレゼントのつもりが 大変な事に！　でも、約束通り 総理大臣を 呼ぶという 盛大な葬式をあげて、子供の頃の 夢は叶いました。

でも、裏方である「エンジェル　フライト」のスタッフは、台風接近で 欠航続き。飛行機が 飛ばない事情と格闘することに！

でも、さすが 古沢良太の脚本。原作の 持ち味を 最大限に活かして、豪華・キャスティングで、ドラマを制作っ！

個人的には 米倉涼子の、やや強引な仕事ぶりと、相棒の 新人（松本穂香）が、事情を抱えたまま、母に 報告する形でのモノローグで 語られるのが、成功していると 感じました。エンケンさんが、見られるのも 少し嬉しかったです。

　　　　（ストーリー）

アイドルコンサート観覧で韓国を訪れた吉崎恵（余貴美子）が急死し、別件でソウルにいた那美（米倉涼子）が遺体を搬送することになった。台風で日本への航空便が欠航する中、那美は恵の柩を積載する便を何とか確保。

一方、有名企業の総務部長・井村（菅原大吉）が柏木（遠藤憲一）を訪ね、ソウルで急死した社長（井上肇）の送還を頼む。日本への航空便が満杯のため、柏木は恵より社長の搬送を優先しろと那美に命令するが…。