テレビ朝日 ドラマプレミアム「看守の流儀」

原作、城山真一『看守の流儀』(宝島社)

「このミステリーがすごい！」大賞受賞作家の城山真一さんが、石川・加賀刑務所を舞台に描いた同名小説（宝島社、2019年）の映像化。

複雑な事情を抱えた受刑者たちと彼らの更生に全力を尽くす刑務官たちの姿を描くヒューマンミステリー

テレビ朝日は、緻密で巧妙なミステリーに濃厚な人間ドラマが絡み合い、令和版「ショーシャンクの空に」ともいうべき“希望と再生の物語”、と紹介している。

キャスティングが豪華っ！　それに「教場」のヒット以来、先日まで、テレビ朝日で、オンエアしてた、自衛隊、災害救助隊の訓練所「PJ ～航空救難団～」とか、道の職場を扱ったケースが多いように思われるのは、気の所為？

でも、「華麗なる一族」（TBS系）や「スカイキャッスル」（テレビ朝日系）などの橋本裕志、監督、深川栄洋（「60歳のラブレター（2009年）」）」や「神様のカルテ」シリーズの）なので、ここまでハイレベルな作品が可能だった気がします。この流れには、注目です。

　　（解説）

竹内さん、木村さん、北村さんをはじめ、星野真里さん、小沢真珠さん、渡辺大さん、寺島進さん、内藤剛志さん、柄本明さんらが出演。脚本は、「華麗なる一族」（TBS系）や「スカイキャッスル」（テレビ朝日系）などの橋本裕志さん。監督は、映画「神様のカルテ」や、ドラマ「星降る夜に」（テレビ朝日系）などの深川栄洋さん。

　　（ストーリー）

主人公の宗片秋広（竹内さん）は「受刑者を信じ、彼らに生きる希望を与えることこそが看守の使命」という“流儀”を貫く熱き刑務官。しかしある夜、宗片が一人の受刑者にかけた“ささやかな温情”が、刑務所の体制をも揺るがしかねない大事件を引き起こす。

宗片は、ある特命を帯びて加賀刑務所に赴任してきた上級刑務官・火石司（木村文乃さん）に反発しながら、協力して事件の真相解明に挑むが、2人の前には宗片とは対照的に、受刑者を信じない流儀の冷酷な処遇部長・蒲田潤一（北村一輝さん）が立ちはだかる。