介護スナック ベルサイユ 第１話

『介護スナック ベルサイユ』は、東海テレビ制作のテレビドラマ。

2025年3月22日と29日にフジテレビ系列「土ドラ」枠で特別企画として2回にわたり放送された。

同年10月11日から連続ドラマが毎週土曜23:40-深夜0:35にて放送予定。

主演は尾碕真花（単発版）、宮崎美子（連続ドラマ版）。宮崎は、本作が24年ぶりの連続ドラマ主演となる。

宮崎美子が主演を務めるヒューマン・ファンタジードラマ。

元看護士だったまりえ(宮崎)は、現在最期に会いたい人と会い、人生の真実を知ることのできる場所「介護スナックベルサイユ」のママとして働いている。

企画・プロデュース - 市野直親（東海テレビ、単発）
企画 - 稲吉豊（東海テレビ、連続）
原作・脚本 - 清水有生

そんなある日、金に困り、闇バイトに手を出して過去を持つ福祉タクシーの運転手・大輝(杢代和人)が店に転がり込んでくる・

でも、このタクシー運転手も、何やら、詐欺の片棒を担がされた匂いが？！

流石に、パート２なので、大物が出演してくれますね。特に、最期に、特製ワイン「SEE YOU IN MY DREAMS」に関するエピソードは、「あったらいいな、こんな魔法…？！」と感じさせる、ファンタジー要素です。

で、片岡鶴太郎は「脇役・人生だったけれど、最後に１度、主役を張ってみたい」と望み、藤田弓子と、多岐川裕美は、取り違えられた人生について知りたい、と望み、なかなか、ドラマチックな要素が、ゴージャスでした。

余談ながら「取り違い事件」から連想されるのは、映画化されて、第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞、受賞作品。是枝裕和監督の『そして父になる (2013)』を連想してしまうのは、私だけ？

むしろ、巷の声を聞いてきたいドラマです。

（ストーリー）

金に困り、闇バイトに手を出してしまった神代大輝（杢代和人）は、身を隠すため福祉タクシーの運転手を始める。訪れたのは弱った高齢者がみるみる生気を取り戻す「介護スナックベルサイユ」。

ママの上杉まりえ（宮崎美子）をはじめ、スタッフは介護のプロばかり。最期に会いたかった人に会える不思議なワインと思い出の料理も用意される。この日、ワインを希望したのは元役者の菱沼五郎と服飾デザイナーの安原すみえ。誰もが持つ大切な思い出に寄り添うファンタジー、いよいよ開店！