2006年 10月 18日
チャーリーとチョコレート工場 |
奇才・ティム・バートンと、いまや大人気スターにして、天才役者、ジョニー・デップが、本領発揮! その資質と持ち味を大爆発させて作った、集大成作品。
ただ、野暮天ながら「…どうして、世界的・大ヒットになったのかしら? かなりマニアックな作風なのになぁ…」と、少々、不思議に感じたりもしてね (^^;)ヾ
だって、「大人も子供も楽しめる…」と、銘うってあるけれど、どうして、なかなか毒が強いです。
気の弱い子は、強烈なシュール美(あの、極彩色セットは、発想しただけで尊敬に値する)や、容赦ない展開に圧倒されそうだし、
スクエアな方や、原作が人気ファンタジーの映画化、ときいて、ほのぼの路線を期待した方は、思わず、固まってしまいそうです。
どちらかというと、好きな人にはたまらないけれど、ダメな人はダメかもなぁ… と感じつつ、自分としては、ティム・バートンらしさが遺憾なく発揮されてる部分を、嬉しく感じました。
もちろん、主演ジョニー・デップの、少々キレてる怪演ぶりも見もの!でしたが
(はじめて、この役作りエピソード。ジョニーが“つけ鼻しようか”と提案し、監督に“そこまでは…”と止められた理由が分かった)
工場で働く小さな人々「ウンパ・ルンパ」や「クルミを割るリスたち」(あれは訓練の賜物、との噂に仰天)も、なかなかの強烈なインパクト!
ひょっとすると、案外、勝因は、チャーリーの存在。天才子役、フレディー・ハイモアが、うま~い按配に、全体を中和させてたのかもしれませんね。
たとえ、世間の評価はどうあれ、ティム・バートンとジョニー・デップには、さらにタッグを組み、マイペースで作品を作り続けてほしいなぁ、と、し~みじみ
ただ、野暮天ながら「…どうして、世界的・大ヒットになったのかしら? かなりマニアックな作風なのになぁ…」と、少々、不思議に感じたりもしてね (^^;)ヾ
だって、「大人も子供も楽しめる…」と、銘うってあるけれど、どうして、なかなか毒が強いです。
気の弱い子は、強烈なシュール美(あの、極彩色セットは、発想しただけで尊敬に値する)や、容赦ない展開に圧倒されそうだし、
スクエアな方や、原作が人気ファンタジーの映画化、ときいて、ほのぼの路線を期待した方は、思わず、固まってしまいそうです。
どちらかというと、好きな人にはたまらないけれど、ダメな人はダメかもなぁ… と感じつつ、自分としては、ティム・バートンらしさが遺憾なく発揮されてる部分を、嬉しく感じました。
もちろん、主演ジョニー・デップの、少々キレてる怪演ぶりも見もの!でしたが
(はじめて、この役作りエピソード。ジョニーが“つけ鼻しようか”と提案し、監督に“そこまでは…”と止められた理由が分かった)
工場で働く小さな人々「ウンパ・ルンパ」や「クルミを割るリスたち」(あれは訓練の賜物、との噂に仰天)も、なかなかの強烈なインパクト!
ひょっとすると、案外、勝因は、チャーリーの存在。天才子役、フレディー・ハイモアが、うま~い按配に、全体を中和させてたのかもしれませんね。
たとえ、世間の評価はどうあれ、ティム・バートンとジョニー・デップには、さらにタッグを組み、マイペースで作品を作り続けてほしいなぁ、と、し~みじみ
by noho_hon2
| 2006-10-18 09:16
| 映画
|
Trackback(3)
|
Comments(8)
Tracked
from 京の昼寝~♪
at 2006-10-18 12:08
タイトル : 再・『チャーリーとチョコレート工場』
レビューを書く前に、9/10にこの『チャーリーとチョコレート工場』のレビューをアップしました。 ところが原因は今もわかりませんが、記事が消えてしまいました そこで9/12に“行方不明~”で、「取り合えず、TB戴いた方には申し訳ないですが、TBはお返ししますが、記事について再度書こうといま思えません。 gooを使っていて、恐らく同じ気持ちになっている方もいらっしゃるかと思います。 もし僕のレビューを参考のためコピー(保存)しているような方がいらっしゃいましたら是非ご連絡くださいm(_ _)m 」と呼び...... more
レビューを書く前に、9/10にこの『チャーリーとチョコレート工場』のレビューをアップしました。 ところが原因は今もわかりませんが、記事が消えてしまいました そこで9/12に“行方不明~”で、「取り合えず、TB戴いた方には申し訳ないですが、TBはお返ししますが、記事について再度書こうといま思えません。 gooを使っていて、恐らく同じ気持ちになっている方もいらっしゃるかと思います。 もし僕のレビューを参考のためコピー(保存)しているような方がいらっしゃいましたら是非ご連絡くださいm(_ _)m 」と呼び...... more
Tracked
from kei☆の独り言;Blog
at 2006-10-18 12:25
タイトル : ■「チャーリーとチョコレート工場」1・リンク集
最近ハマっているスパロウ船長。船長のファンであって、ジョニー・デップのファンではないけれど、一応~と「ギルバート・グレイプ」を観たら「ジョニー・デップってすごい俳優かも」とグラグラ・・・。 そして見つけた、これ↓な、なにこれ~~?! チャーリーとチョコレート..... more
最近ハマっているスパロウ船長。船長のファンであって、ジョニー・デップのファンではないけれど、一応~と「ギルバート・グレイプ」を観たら「ジョニー・デップってすごい俳優かも」とグラグラ・・・。 そして見つけた、これ↓な、なにこれ~~?! チャーリーとチョコレート..... more
Tracked
from プロフェッショナルなアー..
at 2006-10-19 15:23
こんにちは!私もつい最近「チャーリーとチョコレート工場」を見たのですが、一家で大喜びで見てました。ムスコは途中で子供たちが消えてゆくのを「わがままだからいけないんだよね」とか批判してましたけどー。ウンパルンパの踊りが好きで、真似してました。原作は子供の頃に読んだきりなので、あまりイメージがなかったから、楽しく見られました。
確かにチャーリー役の子は、上手でしたね。あの素朴さが、チョコレート工場のくどさをうまく中和していたのだと私も思いました。
私はティム・バートンが好きなので、すごく楽しめました。
ラストシーンで降る粉雪が、粉砂糖なのにウケましたよん。
家ごと引っ越しちゃうなんて、チャーミング!
確かにチャーリー役の子は、上手でしたね。あの素朴さが、チョコレート工場のくどさをうまく中和していたのだと私も思いました。
私はティム・バートンが好きなので、すごく楽しめました。
ラストシーンで降る粉雪が、粉砂糖なのにウケましたよん。
家ごと引っ越しちゃうなんて、チャーミング!
0
原作、「人気ファンタジー」ってなってました?イギリスの童話ですので、あんな感じだと思います~。
日本昔話とかも怖い話があるけれど、子供たちに受け入れられてますよね?小さい頃大好きでずっと見てました。怖いながらもその中に教訓があるし…。
「悪趣味ギリギリな、グロテスク」…ですか(^^;。noho_hon2さんいはそう見えるのですね~。どうしてそうなったかとか考えると、そうでもないんじゃないでしょうかね~?
っていうか、そんなのはほんの一部で、父息子愛とか、家族愛とか、ウンパルンパとか、チョコレート工場の素晴らしさとか、そういうところを観て欲しいものです…。
日本昔話とかも怖い話があるけれど、子供たちに受け入れられてますよね?小さい頃大好きでずっと見てました。怖いながらもその中に教訓があるし…。
「悪趣味ギリギリな、グロテスク」…ですか(^^;。noho_hon2さんいはそう見えるのですね~。どうしてそうなったかとか考えると、そうでもないんじゃないでしょうかね~?
っていうか、そんなのはほんの一部で、父息子愛とか、家族愛とか、ウンパルンパとか、チョコレート工場の素晴らしさとか、そういうところを観て欲しいものです…。
あ、書き忘れ。ジョニー・デップ、ウォンカさんになるのに、上の歯に入れ歯をしているんですよ。ご存知でした?あと、紫のコンタクトも。
Commented
by
noho_hon2 at 2006-10-18 19:11
極楽うさぎぃ さん、こんにちわ。考えてみると、子供の方が、この作品を純粋に楽しめるかもしれませんね。私は、嫌な子ちゃん達が容赦なく懲らしめられるのが「日本の作品なら、ここまでしないかもなぁ…」と感じてしまい、つい野暮天になってしまいました (^^;)ヾ
あの強烈な世界に負けない、チャーリーの笑顔。ラストシーンは私も大好き♪ これからの活躍が楽しみですね
あの強烈な世界に負けない、チャーリーの笑顔。ラストシーンは私も大好き♪ これからの活躍が楽しみですね
Commented
by
noho_hon2 at 2006-10-18 19:17
こんにちわ、kei☆ さん。なるほど! イギリスの童話だったんですか。それを聞いて、ひどく納得させられるものがありました。だって、不思議の国のアリスもイラストを含め、ティストに通じるものがありますもんね。
考えてみると、あの突き抜けた美意識。グロテスクは違うなぁ…と、思わず書き直してしまいました。失礼失礼。(やや体調が悪かったので、圧倒されてしまったかも。もう1度、万全のとき再挑戦してみますね)
考えてみると、あの突き抜けた美意識。グロテスクは違うなぁ…と、思わず書き直してしまいました。失礼失礼。(やや体調が悪かったので、圧倒されてしまったかも。もう1度、万全のとき再挑戦してみますね)
Commented
by
noho_hon2 at 2006-10-18 19:20
なるほど、ウォンカに扮するのに、そんな渾身の努力があったのですか。改めて敬服してしまいますね>kei☆ さん
ひょっとすると、スパイシーさは、美しいものを、よりきわだたせるための味つけだったのかな? いろいろな意味で、とても印象に残る作品でした。
ひょっとすると、スパイシーさは、美しいものを、よりきわだたせるための味つけだったのかな? いろいろな意味で、とても印象に残る作品でした。
Commented
by
noho_hon2 at 2006-10-19 08:00
かぴさん、こんにちわ。いやいや、むしろ、子供にこそ大ウケ!かもしれません。ツボにストライクすると「これぞ、ベストワン!」ってぐらいの絶賛の嵐、だったのも、うんと印象的だったので… どうも、少数派の意見、かも。せっかく借りてきてたのに、水をさしてしまい、大変、申し訳ありませんでした m(__)m
ぜひ、ブログで感想を聞かせてくださいね (^-^)p
ぜひ、ブログで感想を聞かせてくださいね (^-^)p