2006年 12月 04日
ALWAYS 三丁目の夕日 |
もともと、原作の大ファンだけに、こんな素敵な作品になるなんて… と、それだけで大感激!だったのでした。「ニューシネマパラダイス」じゃないけれど、素直に、ほのぼの & ジーーンとできる名作ですよね。後半は、ずっと、うるうるうる…
最初は、ヒロミ役の小雪が、あまりにも平成美人すぎるので「…どうかなぁ…」と感じたのですが、監督自らが語ってた。「小津作品みたいに、立ち姿に、うんと雰囲気のある女優さんを配したかった。
(たしかに、彼女の何気ないワンピース姿。うつくし~っ!)
ハスッパな役だけに、品が欲しかった」ってなエピソードには「…なるほどなぁ」
もしも、もし、今をときめく、中谷美紀が演じたら、松たか子が演じたら… と、思わず想像してしまったりしてね (かなり、印象が変わった気がして (^。^)ヾ )
茶川竜之介役の吉岡秀隆も、ずっと「イイ人」が続いただけに、気難しい人から、徐々に変わっていく難しい役どころに「とても、喜んでいた」という余談に、思わずブハッ!
不思議と実生活では「じつは、そうではない方」ほど、父親役、母親役を演じて絶品なのが、ここでも実証!?の感で、ますます、なんでだろ~っ、なんでだろう♪
(薬師丸ひろ子、堤真一)
個人的には、町医者のアクマ先生こと、宅間先生(三浦友和)のエピソードには、改めてしみじみ… あれだけ、CGを駆使できて、古行少年の「ミライ世界」が再現ぐらいなので、「じつは、タヌキの恩返し」だった部分も、後ろ姿だけでも描いて欲しいような気がしたのでした。
サンタ役ができて、とても喜んでた部分に、思わずホロリ
大林監督の説じゃないけれど、映画は「夢をみるもの」という、まさに、そのもの!みたいな作品でしたね。ラストシーンも味わい深く、美しかったです。大いに満足。
by noho_hon2
| 2006-12-04 18:10
| 映画
|
Trackback(9)
|
Comments(5)
TB有難うございました。
ラストシーンの「50年後も夕焼けはキレイに決まってる」の台詞は
グッときましたね。本当に、そう願いたいですね。
ラストシーンの「50年後も夕焼けはキレイに決まってる」の台詞は
グッときましたね。本当に、そう願いたいですね。
0
伊勢丹の特集番組みてから『三丁目の夕日』の録画みたんで ひときわ感慨深いものがありました;(ToT)
まあ なんとも有機的な時空間でしたね 匂いがある─おおむね臭いなんですが─つーのが 昭和の懐かしさの源でしょーかね 2、3年まえ『昭和の美人顔コンテスト』ってやってましたが あの時代顔やプロポーションの整い具合は いま思えばもうひとつでしたが 女が輝いていました 際立ってイイ女がいたものです いったい何を置き忘れたんでしょーかね
カストリ雑誌やら 子ども心に意味もわからず受け入れていたスカタンの『スカ』 オート三輪や土の道路に集団就職 横丁には子どもを寄せ付けない“影”の部分が息づいてましたね 貧しさを筆頭にさまざまな恥が厳然と存在してて 単に懐かしいだけでは済まないんですが……
まあ なんとも有機的な時空間でしたね 匂いがある─おおむね臭いなんですが─つーのが 昭和の懐かしさの源でしょーかね 2、3年まえ『昭和の美人顔コンテスト』ってやってましたが あの時代顔やプロポーションの整い具合は いま思えばもうひとつでしたが 女が輝いていました 際立ってイイ女がいたものです いったい何を置き忘れたんでしょーかね
カストリ雑誌やら 子ども心に意味もわからず受け入れていたスカタンの『スカ』 オート三輪や土の道路に集団就職 横丁には子どもを寄せ付けない“影”の部分が息づいてましたね 貧しさを筆頭にさまざまな恥が厳然と存在してて 単に懐かしいだけでは済まないんですが……
小雪ですけど 『ラストサムライ』や『笑う伊右衛門』でも合わないんじゃないと思ってたら ぴったしはまるんですね 思うに あのアルカイック・スマイルと縄文系の顎のラインは 彼女の複雑な魅力を支えるものじゃないかしら 客観的にみると決して美人顔ではないのに 凛とした美しさがあるとは そうそう 最近CMでパンツルックで後ろ蹴りしているの 凄く綺麗ですよね まるでバレリーナ…なんでも 一流のバレリーナの後ろ蹴りは空手の有段者レベルの威力があるってことでしたよ ボクサーの拳や空手の有段者の身体は 法的には凶器の扱いですから そうした凄みをも隠し持った 小雪の美しさというところですかねエヘ(^-^)ノ~~
三浦友和も最近いい役者してるなぁと感じてるとこです NHKの土曜ドラマ『魂萌え』もよかったし 世界の中心やらサスペンスの弁護士役も 妙にリアリティがあって 表裏両面みせる役者になってきました なんか吹っ切れた感じ エロティックになってきましたねえ 百恵さんもお喜びでしょう(⌒〜⌒ι)
三浦友和も最近いい役者してるなぁと感じてるとこです NHKの土曜ドラマ『魂萌え』もよかったし 世界の中心やらサスペンスの弁護士役も 妙にリアリティがあって 表裏両面みせる役者になってきました なんか吹っ切れた感じ エロティックになってきましたねえ 百恵さんもお喜びでしょう(⌒〜⌒ι)
こんにちわ、YOSHIYU機 さん。本当に、あのラストシーンは、きわめて正攻法なのが、じつに新鮮♪でしたね。「50年後も夕焼けはキレイに決まってる」にも、改めてジーーン。
YOSHIYU機 さんのおっしゃられてた、「大切な物を失ってしまった気がした」ってのは、我家でも大いに話題になりました。「一体。どこで間違っちゃったんだろうね」とつぶやくことしきり… 思わず、しみじみ
YOSHIYU機 さんのおっしゃられてた、「大切な物を失ってしまった気がした」ってのは、我家でも大いに話題になりました。「一体。どこで間違っちゃったんだろうね」とつぶやくことしきり… 思わず、しみじみ
さすが、特撮を特異としてた監督さん。きくところによると「落語も大好き」だそうで… (個人的に、原作は落語小話の味に近い… と睨んでる)まさに本領発揮!の感でしたね>SQuincy さん
たしかに、昭和顔は有機野菜の魅力。平成美人は、やや無機質でフィギュア的というか… アニメ・ティストですもんね。顔と雰囲気に着目したSQuincy さんの視点には、思わず「分かる分かるぅぅ!」とウケてしまったのでした。
へぇ… 小雪は、時代劇にも、ぴったり、なんですか。私は密かに“姫君ティスト”と呼んでるのですが、あの独特の別格感が、全てを凌駕するのでしょうか? そういう意味でも興味深いですよね。
三浦友和には、まったく同感です。再放送でみた青春モノの、爽やか青年から、よくぞここまで… の感。私生活での人知れぬ苦労も、役者としても器を広げたのでしょうか? そういう意味でも、大いに尊敬。うるうるうる…
たしかに、昭和顔は有機野菜の魅力。平成美人は、やや無機質でフィギュア的というか… アニメ・ティストですもんね。顔と雰囲気に着目したSQuincy さんの視点には、思わず「分かる分かるぅぅ!」とウケてしまったのでした。
へぇ… 小雪は、時代劇にも、ぴったり、なんですか。私は密かに“姫君ティスト”と呼んでるのですが、あの独特の別格感が、全てを凌駕するのでしょうか? そういう意味でも興味深いですよね。
三浦友和には、まったく同感です。再放送でみた青春モノの、爽やか青年から、よくぞここまで… の感。私生活での人知れぬ苦労も、役者としても器を広げたのでしょうか? そういう意味でも、大いに尊敬。うるうるうる…

