2007年 06月 05日
「素敵」に負ける |

私生活的には、意外にも「…あらま」になってるらしき情報。思わず考えさせらました。
なぜか、思い出したのは、子供時分。親がよく、ヨモヤマ話してた際の「それって、ショーゴ(パターン)だね」の口癖。んん?
どうも、「すぎた嫁さんに負けてしまう男心」現象を指してたらしく、いっとき、一世風靡した、細うで繁盛記、ヒロインのダンナさんに例えてたらしかったのでした。
いわく。「世の中には、いくらでもあることでね」とニヤリ。
その片鱗が、ふと分かる気がしたのは、転校続きだった、小学校半ば頃のこと。
偶然、引っ越した先の御近所に、父親同士、同郷。子供同士も同級生、というファミリーがいて、家ぐるみで、きわめて懇意になるのは時間の問題。
いっときなぞ、土曜の夜は、定例・ファミリー・オフ会状態(!)だったのですが、そこの女の子が、偶然。私と逆タイプ。「自分にない長所」が揃いまくってたのでした。
人懐っこく、世話好き。気働き抜群で、「人の名前を覚える」ことが、とても得意だった彼女は、「将来は、学校の先生になりたい」ってぐらいなので、お手本になるには充分すぎるほど
親にしてみれば、やや人見知りで、口下手。「人の名前を覚える」のが苦手で、社交に励んだり、お世話するより、本を読んだり、ひとり黙々としてる方が好きな私に、カケラでも真似て欲しかったんでしょうね。ことあるごとに「見習いなさい」の連続。
とくに、見知らぬ土地に越したきたばかり。寂しく不安なキモチも手伝い、1番。味方になって欲しい親の愛と関心を「とられた」ような気がして、彼女の存在が、いつしか、しんどく感じてしまった時期があります。
やがて、生活にも馴染み、自信がついてくると「あれは、一体。何だったんだろう?」でしたが、たしかに、いっとき、そういう気分のときがあった気がして。
同じように、就職直後。新人時代の私は、トップの方針で、部署を転々。教育担当係も、つぎつぎ変わったのですが、ものすごく「デキる先輩」についた時、息切れしました。
それは、あまりにも完璧!すぎたから。
彼女がまぶしすぎ、一緒にいるだけで「自分が、とてつもなくボロになった」ように思えて、ぐすん。キモチが萎縮してしまい、見事なフォローに、ますます落ち込んでしまう、負のスパイラル。普通なら考えられない、失敗の連続に、トホホのホ
あとで考えると「なんで?」なのですが、それこそが、人間心理の摩訶不思議なのでしょうね。
今にして思うに、共通項として「距離の近さ」があったような気がします
現在でも、元気なときは格好のビタミンでも、気力低下してるときは、本屋さんに輝く「頑張ってる、エラい人」や「素敵の、お手本」なぞ、まぶしすぎて、近づけないこともあるしなぁ…
とくに、「共に暮らす」身ともなると、他の微妙な要素も加わり、他人が羨む要素。「素敵に負ける」ってな現象が起こるのかもしれませんね。
…思わず、考えさせらたのでした
by noho_hon2
| 2007-06-05 08:48
| 雑感
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