セクシーボイスアンドロボ・最終回

基本的には、うんとデリケートな要素に満ちた、味わい深いオハナシだっただけに、「無理やり、最終回！」の駆け足感が、ちょっと残念だったかな？

それに、見た時点では、随所で「……？？」

三日坊主のフェイドアウトや、ニコとロボが、無意識のうち、次第に別の道を歩んでいく感じ、等々。かなり、唐突だったり、強引な印象で、

「ああ、これで、ますます、万人ウケからは、百万光年は遠のいた…　かも」と、思わず苦笑だったのですが

最初は見えたものが、次第にニコには見えなくなっていくあたり、とか
思えば、かなりの伏線だったのかな？　って気もしてしまったのでした。

実際には、誰しもありますよねぇ。こういう、デリケートな感じって。
いっとき、やたら盛り上がってたのに、なぜか、気がつくと、（たとえ近くにいても）訳もなく、距離ある存在になってたり、思いがけず、再び接近したり、ってなこと。

個人的には、三日坊主の救済となり、地蔵堂・新たな局面のキーワード
「よく遊んだ、楽しかった」って言葉、好きでした。

ただ、こうしてみると、返す返すも、放映がお流れになった「人生やり直せるハンバーグ」の回が、見られなかったのが残念無念。ああ、どこかで何かの機会、見られないものでしょうか？　

来週からは、ロボとニコ、地蔵堂の人々を見ることができないのかなぁ、と思うと、ものすご～く寂しい気がしてしまいました。

とくに、ロボとニコを演じたふたり。めきめきと、ビッグになっていく気がして、こういう、徹底してハジけた路線は、うんと「稀有な存在」になる予感ヒシヒシ