バブルへＧＯ!! タイムマシンはドラム式

細かい突っ込みどころは満載、だったけれど　（タイムスリップして以降が楽しいので、もっとテンポよく、そこに至ればなぁ、等々）気楽に見られる作品として、なかなかにヨカッタです。

とくに、主演の広末涼子と阿部寛が、イイ味だしてましたね。（広末ちゃん、あんなに踊れるとは知りませんでした）

個人的には、吹石一恵が好きだったなぁ…　もともとの特徴である“太い眉毛”を存分に活かしてて、ウケてしまいました。

さすが、こういう領分を熟知した、ホリチョイとフジテレビが仕掛けたエンタメだなぁ、と感心

ヨモヤマ話として、笑ってしまったのは、あまりにもズバリ、日立の名前が出まくってたので「あれれ？」だったのですが、タイアップというより、監督の馬場康夫が思いっきり関係者だったとは！　（元専務の孫で、本人も宣伝部に所属）

賛否両論あれど、随所に散りばめられたパロディ要素も、なかなか…　
やや、ドタバタがツーマッチ気味かな？って気はしたけれど、（とくにお座敷場面）休日気分にフィットしてました。

今、この時代だからこそ、あえて、バブルの時代を眺めてみよう…　な狙い目も面白かったし

「なるほど。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で描かれる、２０年前の可笑しさってこういう感じかな？」と考えさせられる意味でも、興味深かったです。大いに納得。