海と青春 （ハチミツとクローバー）

先日の「ハチミツとクローバー」を見てたら「あ～～、これは、かなり（アレンジが）賛否両論かもなぁ…」と思いつつも、

キャンパスの空気、仲間達の光景が、素朴に「…いいなぁ」と感じてしまいました

だけど、どうして海と青春って、こうも似合うんでしょうね

思えば４回生のとき、スペシャル・ゲストのボンボン君がやってきて、（カモネギなる、クルマの存在に）一同、ニヤ～～っ

もう、有無を言わせず「海いこ、海っ！」
かくして、なんだかしらないけれど、夕暮れ時の郊外。海へと、まっしぐら
車中では、みんな、意味もなく歌う歌う…　ＢＧＭいりません

それに、じつに他愛ないことで、笑う笑う
「あっ、あの光はなんだ～～っ！」「進め～～っ」となり
たどりつくと、思いっきりムフフ・ホテル密集エリアのきんきらきん
しかも、いきなり一方通行になるし

「うっそ～～っ！」
ただでさえ、浮世離れした面々。
男女混成ゆえ、思いもよらぬ、ギャグな展開。笑いが止まりません

そして、靴をぬぎすて、夜の海で波と追いかけっこしながら
「来年の今頃は…　（みんな、違う場所、違う道を歩んでるだね）」
その事実に思わず、しんみり
はしゃぎつつ、たたずみつつ、波の音をきいてました

そういえば、才色兼備でモテモテ。
お取り巻きに囲まれ、花よ蝶よ、なのに、なぜか酔うと
「こんなに可愛い私が、なぜに、たったひとりの相手を振り向かせられないの？　なんで？　なんで！」
と、駄々をこねつつ泣いてた、美人ちゃんもいたっけな…

その彼も、心優しさのあまり　（やはり、事情ある年上女性一筋だったのです）
手をさしのべたとたん、ポカポカ殴られてたし…
山田さんと真山じゃないけれどね

青春って、そうだよね。と、しみじ～み