2008年 06月 24日
食と宮崎アニメ |
「食べっぷり」というキーワードから思い出すのは… 私の場合、なぜか宮崎アニメ!とくに初期の作品を見てると、登場人物が「食い意地が張っててイイなぁ…」。見るたび、惚れ惚れしてしまいます。きわめてユーモラス。
カリオストロ城のルパンなんか、レストランで次元と、大盛りスパゲッティの争奪戦するわ、瀕死の重傷を負いながらも「食いもの、もってこ~い!」で見事、復活しちゃいますもんね。
それに、それぞれのキャラクターが、それによって描き分けられてるのも興味深いところ。
ラピュタの冒頭付近では、パズーの朝食シーン。元気なモリモリがキモチいいし、同じメニューでも、シータの、いかにも女の子らしい、ちょっと、つつましやかな表情が、いかにも少年少女で (^。^*)
ドーラおばさんの、骨つき肉むしゃむしゃなワイルドさ。その息子達が、シータの作った御飯を、競って「おかわりっ!」するシーンなんか… とくに、そう感じません?
トトロでは、サツキとメイが、その年齢(10歳と4歳)によって、歩き方から泣き方、食べ方まで違ってるのが印象的。
さすがに、芸術性が増した後期作品になると、食べ過ぎの報いで豚にされちゃったり(千と千尋の神隠し)、タハハ… ですが、
向田邦子じゃないけれど、表現の才人は、やはり食の周辺機微に関しても、天才的ですよね。なんだか、改めて感心してシマッタのでした
by noho_hon2
| 2008-06-24 18:33
| 雑感
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