2008年 10月 30日
石川鷹彦は天才である (みゅーじん/音遊人) |

「みゅーじん/音遊人」という番組
石川鷹彦の回が、印象にのこりました
特に驚いたのは、フォークソング全盛時代の名曲。誰もが1度は耳にしたことある、イントロ部分…
具体的には「神田川」の冒頭。印象的なマンドリンを筆頭に(もちろん、間奏も)
「22才の別れ」「旅の宿」「あの素晴らしい愛をもう一度」「チャンピオン」などなど。
全部。彼の手によるもの、だったんですってね
( ̄◇ ̄;) …ス、スゴイ…
しかも、それをして、石川氏の笑いながら、軽く語ってた、なにげないヒトコト
「“どうだ、うまいだろ~!”とやるとダメなんですよ。それを感じさせない、一歩手前で止めるのがコツなんですよね」に感動おぼえることしきり。…深いです
美しく、印象に残るメロディラインもそうだけど
このあたりの匙加減。勘所に、天才をひしひし…
しかも、当時の、多くのギター少年のキモチを代弁するかのように、アルフィーの坂崎幸之助いわく。「あの音色に、それはそれは憧れて… だけど、どんなに練習しても、同じ音は出せないんですよ。
そして、おそらく、このギターを彼に渡したら、全く違う音… 彼でしか出せない音がでると思います」みたいな台詞に、また感心してしまったのでした。
それ、分かる! 同じ楽器から、全然、違う音が出る瞬間を、何度も目の当たりにしましたもん。(同じメンバー。違う指揮者でも… って、小学校時代。合奏団にいた頃の経験ですが)
手掛けた作品、じつに3000曲以上。結果、指が変形してるほどなのに、それでも
「まだ、(たかだか)40年」と軽やかに笑うあたり、ますます頭がさがります
同時に名曲は、作詞作曲。歌い手のみならず、こういうアレンジャー等々
さまざまな方々の結晶でもあるんだなぁ、と再確認。ハハッ~~ツ
by noho_hon2
| 2008-10-30 08:19
| テレビ
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