ともさかりえ離婚 に思う

日常を、軽やかで、きめ細かく綴ったブログが人気で、オシゴト絶好調！の、ともさかりえ
大晦日に、そのブログで、いきなり離婚表明
「お互いに大好きでいるためのサヨナラ」が話題になってるみたいですね

個人的には、あまりにも真面目すぎ、公私共に頑張りすぎて疲れちゃったのかなぁ、と感じてしまいました。

そして、ふと思い出すのは新婚当初のこと。
偶然、若夫婦だらけの集合住宅に入居したのですが、やがて周囲と仲良くなるにつれ、みんなの間で話題沸騰だったのが、すれちがいに退去された“理想のカップル”の破局騒動。それが、うんと印象的で…

本当に、周囲からタメ息ものの存在。聡明で、オシゴトばりばり。人望もあり、周囲に慕われてた美形カップル。「あんな２人になりたいっ♪」ってなふたりで、そのラブラブぶりは、あまりにも有名。

意識、生活スタイル、センスと、時代の半歩先を進んでるような、かっこよさで、みんなして、魅了され、うっとり…　だったそう、でした

でも、ある日、突然。どちらかが家を出てしまい、うんと仲良しだった隣人でさえ、予測がつかなかった展開。その、意外さと当惑感。あまりのショックに、寝込んでしまったほど

周囲から聞くオハナシ、および衝撃度は、あまりにも異口同音で…
それを聞いた時、私の脳裏に浮かんだのは、なぜか、吉野弘の「祝婚歌」…

学生時代。最初に暮らした女学生専用アパートで、ローカルに大ブレイク。
あまりにも、みなの琴線に響くあまり、夜な夜な、恒例のお茶会で、おもわず日記に書き写す人が続出。

で、私の心に残ったのは「立派すぎることは、もろい」「むしろ、ずっこけてる方がいい」みたいな旨に、若かった私達は（男女の機微とは）「…そんなものかねぇ」と、唸ってしまうばかり。その不思議さに感心させられた、のですが…

あるかもしれませんね。
私なんか、ダンナさんからすれば、ほとんど迷い猫状態。
「なんだか妙に、なつかれてしまったので仕方なく…」パターンだもんなぁ。

基本的に、人も女性も苦手で、職人気質。普通ならバリアー！　だけど、子供と小動物は好きだったもので、圏外ゆえん？か、アレルギーも起こさず、いまに至ってるような…　にゃ～ご

私は私で、思春期のきまぐれに、生涯分の運を使いきってしまった感
いまだに「見てると面白い」ので、いついてます。たはは…　脱線失礼

だけど、世の中には、金妻２や、田辺聖子の小説、リズ（テーラー）みたいに「元夫婦」のほうが、うまくいくカップルもいる訳で、

なんだか、そういう風だといいのになぁ、と感じてしまったのでした
やはり男女は不思議だな。世の中は広いな大きいな