2009年 02月 16日
友情も愛も必要ないズラ… (銭ゲバ) |
ついに茜と結婚。三国家の婿養子になった風太郎。身の丈をわきまえた謙虚さと、勉強熱心ぶりで、社長の側近たちを安心させます。しかし、彼の「オヌシもワルよの~ぉ」な勢いは、もはや誰にも止められません
ふとした出来心から、会社に嫌がらせ(ビルの爆発予告)をはたらいた、かつての仕事仲間を、直感的に発見。心を許しつつも、彼の境遇の悲運からくるダークさを利用。三国パパ殺害計画にひきいれます
伊豆屋での、三国パパとの会食。
パパも、心を許し「じつは、息子が欲しかったんだよ。じつに愉快だ」と、温かい時が流れ、じつに、イイ人に見えただけに、非情な仕打ちのコントラストが、すさまじすぎ!
やはり、茜はすべてお見通し… でしたね
風太郎を追う刑事から、ゆさぶりをかけられ、不安におびえる、世間知らずなお嬢様・緑。しかし、忠告にも「それが何だというの。必ずや、私を愛させてみせる」みたく、半ば狂気まじりの愛をみせる彼女は、ある意味。風太郎と似たもの同士?
思えば、同じくダークヒーロー。「デスノート」の主人公。夜神月(やがみ ライト)が、大きすぎるパワーを手に入れ、野望が暴走。その頃から、どんどん人間的に壊れていったのが印象的でしたが、風太郎のビルから、お札ばらまきシーンも、その象徴でしょうか?
チラッと垣間見た原作コミックの絵。
悪や憎しみ。それと、哀しみの共存する、うんとアンバランスな双方の目の表現が、ひどく印象的でしたが、松山ケンイチの演技力と、場面によって、傷をきわだたせたり、目立たなくさせる演出は、それに近いものがあるように思われて
原作のある作品(とくにコミック)で、手腕を発揮する岡田惠和の脚本ですが
(先日も、テレビ朝日の記念番組。歴代のヒット番組をダイジェストで流してたのですが、ドラマ編。あまりにも、その手の作品にクレジットしてるケースの多さに驚嘆)
どう原作を活かしつつ、彼なりの脚色を盛り込むのでしょうか?
そういう意味でも、これからが正念場。後半の展開が、楽しみ楽しみ
by noho_hon2
| 2009-02-16 08:25
| ドラマ
|
Trackback(21)
|
Comments(0)

