人気ブログランキング |


カテゴリ:映画( 910 )

奇跡のリンゴ (2013)
e0080345_10564125.jpg
原作は、「奇跡のリンゴ 『絶対不可能』を覆した農家・木村秋則の記録」(石川拓治著/幻冬舎文庫刊)。

まさに苦節十年!物語。東北ならでは、粘り強さの勝利かな?

絶対に不可能と言われた無農薬リンゴの栽培に成功し、“奇跡のリンゴ”として大きな話題を集めた、青森のリンゴ農家・木村秋則の実話の映画化

2013年5月25日、イタリア・フィレンツェで開催されたフィレンツェ映画祭で、同映画祭唯一の賞である観客賞を受賞

キャスティング的に、菅野美穂の魅力と(見た目も素敵だけど、語り部としての、ナレーション声もイイ)阿部サダヲの、生真面目さと、ユーモラスさを併せ持つ存在感が、大いに成功してた気がしました。

子供達も素直で可愛い! 淡々と丹念に描いた描写リアリティ。

かなり評判になり、ヒット。満足度ランキングでも、初回1位の快挙! には、「なるほど」でした。

それにしても、山崎勉出演作品に、ハズレなし、ですね。

    (解説)

阿部サダヲ、菅野美穂が夫婦役を演じ、不可能と言われたりんごの無農薬栽培に取り組み続けた木村秋則さんの実話を映画化したドラマ。日本最大のりんご畑が広がる青森県中津軽郡で生まれ育った秋則は、りんご農家の娘・美栄子とお見合い結婚して婿入りし、りんご作りに携わるようになる。しかし、りんごの生産に不可欠な農薬が美栄子の体を蝕んでいることがわかり、秋則は、絶対不可能と言われていた「りんごの無農薬栽培」に挑む。私財を投げ打ち、10年にわたり挑戦を続けるが、無農薬のりんごが実ることはなかった。周囲からは白い目で見られ、家族は貧困に打ちひしがれるが、そんなある時、荒れ果てた山の中で果実を実らせた1本の樹を見つける。原作は、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」制作班が監修した「奇跡のリンゴ 『絶対不可能』を覆した農家・木村秋則の記録」(石川拓治著/幻冬舎文庫刊)。監督は「ゴールデンスランバー」「チーム・バチスタの栄光」の中村義洋。

by noho_hon2 | 2019-06-16 10:56 | 映画 | Trackback(1) | Comments(0)

ナビィの恋 (1999)
e0080345_16185290.jpg
好きな作品、なので、忘れない内、未だ覚えてること等、記録。

調べてみると、ヒット朝ドラとして今も変わらぬ人気。『ちゅらさん』は、2001年度上半期の放送ゆえ、こちらが先、だったのですね。

ちなみに、『ちゅらさん』は、沖縄を舞台。岡田惠和・脚本ならではの、ほっこりとした持ち味を、あますことなく発揮。

続編にあたるパート2、3、4も制作されたほどで、国仲涼子の愛らしい美貌。そのキュートさや、おばぁ役の平良とみの温かく、大らかな包容力。ヒロインの弟役で出てた、山田孝之。キャラとしての、ゴーヤマン等、話題になりました。

あまりの評判。チラチラ、垣間見てて、総集編から興味を持ち、続編を視聴した次第。

そこで、平良とみの魅力に開眼。その代表作であり、評判のヨカッタ、この「ナビィの恋」を観て、改めて感動。

ノンノモデル出身の、西田尚美が、見事、役者してて、何より、平良とみの、おばぁ、としての魅力全開。

彼女は、もともと沖縄在住の劇団出身で、実際に、この、長年に渡る純愛カップルは、実の夫婦というエピソードにも、ジンとさせられました。

調べてみると平良とみ。当然のことながら、芸歴は長く、平岩弓枝ドラマシリーズの頃からテレビに出ていて、「トリック」シリーズにも出演してたとは、知らなかったので、びっくり

今でも強い記憶に残る、好きな作品です。

   (解説)

沖縄の小さな島を舞台に、60年前の恋に胸を焦がす老婆を巡る騒動を描いたコメディ。監督は「パイパティローマ」の中江裕司。脚本は、中江監督と中江素子による原案を基に、ふたりが共同執筆。撮影を「ラヂオの時間」の高間賢治が担当している。主演は「秘密の花園」の西田尚美と「夢幻琉球つるヘンリー」の平良とみ。

   (ストーリー)

都会の生活に疲れ、沖縄の小さな島・泡国島に里帰りした奈々子。陽気な島民や祖父母である恵達おじぃとナビィおばあに温かく迎えられ、奈々子の心は次第に癒されていった。だがしばらくすると、奈々子はナビィの様子がおかしいことに気づく。実は、60年前に引き裂かれた大恋愛の相手・サンラーが秘かに島に帰っていたのだ。それを知った島民は一大事とばかりに寄り集まり、占い師を使って、今度こそ駆け落ちすれば東金城家は崩壊すると脅す始末。奈々子もナビィのことが心配でならない。しかし、その日はやってくる。おじぃと奈々子を残し、サンラーの操る舟に乗って島を出ていくナビィ。幸せそうな彼女を見送った奈々子は、おじぃの元で暮らすことを決意する。奈々子はおじぃの連れてきた風来坊の福之助と結婚して、末永く東金城家を発展させるのであった。

by noho_hon2 | 2019-06-14 16:19 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ホテル・ハイビスカス (2002)
e0080345_16031332.jpg
原作は、仲宗根みいこの同名コミック

ナビィの恋 (1999) 」の、中江裕司監督の、4年振りの新作

なるほど。西田尚美, 平良とみが出てたのも、納得です

沖縄でホテルを経営す3世代同居家族を、小学3年生美恵子の目から描いた作品。

現地オーディションで、3000人の中から選ばれた主人公役、蔵下穂波に加え、沖縄民謡界を代表する登川誠仁や照屋政雄、TV「ちゅらさん」の“沖縄のおばあ”役、平良とみらが出演、なのだそう。

沖縄版、「じゃりン子チエ」… かな? (って、「じゃりン子チエ」の本編及びオンエアには直に接したことないのですが)、あちらが大阪の下町な空気を濃厚に反映してるのと同様、沖縄の空気がビビッドです

最初は、あまりにも元気闊達。生命力あふれる子供達の自由さに、目をパチクリ。

沖縄言葉が字幕も出てるし、「…ちょっと無理かも…」「作品選び、間違えた、かな?」と、やや引き気味、だったのですが、「LIAR GAME(ライアーゲーム)」で、その存在が光った、和田聰宏が出てるので、しばし様子見を決め、

平良とみが出てきた時点で、視聴を決めたのでした。

かなり癖が強く、好みが分かれそうですが、なるほど、貫かれた世界観は徹底してて、それもまた、アッパレです

また、ちょっと違った沖縄の空気や文化、習慣に感心。

それもまた、映画ならではの魅力… かも。

   (解説)

沖縄のとある場所に立つホテル・ハイビスカス。外見は古く、客室も一部屋しかない宿だが、このホテルを営む人たちはみな明るくやさしい個性的な顔ぶれ。三線とビリヤードが得意な父ちゃん、働き者で美人の母ちゃん、黒人とのハーフのケンジにぃにぃ、白人とのハーフのサチコねぇねぇ、そしていつもくわえタバコのおばぁ。小学3年生の美恵子はこんな“インタァナソナル”な家族に囲まれ楽しい毎日を過ごしていた。男の子以上に元気はつらつな美恵子は、今日も同じクラスの親友ガッパイとミンタマーを引き連れ、森の精霊キジムナー探しに繰り出した…。

   (参考としての、ある映画レポート)

男勝りで、破天荒な小3の美恵子、黒人とのハーフの兄、白人とのハーフの姉、自由奔放で働き者の母親と見事に力の抜けきった父親。死んだネコの皮を剥いで食べるといわれている老婆やガジュマルの木に宿る精霊キジムナーを呼びだすことができる老人。

風変わりだが、愛すべき人物たちが次々に登場し、沖縄の風土とともに国境を越えたネットワークが浮かび上がり、自分の道を突き進む女を男が静かに見守り、受け入れていくところなどには、前作「ナビィの恋」に通じる魅力がある。しかし、前作のようにすんなりとその世界に入り込むことはできない。

映画の狙いはわかる。美恵子の目から見た世界は、4つのエピソードを通して変化していく。最初のふたつでは、キジムナーだと思ったものが訓練中の米兵だったり、大抽選会が母親の仕組んだトリックであるように、子供と大人の距離が描かれる。これに対して残りのふたつでは、本物のキジムナーや先祖の霊が現れることで、子供と大人の世界がひとつになる。その狙いは、後半では成功している。だが前半では、子供の目を意識するあまり、人物ばかりが大騒ぎを繰り広げるだけで、映画の空気が散漫になってしまっているのだ。(大場正明)

シネマライズほかにて公開中


by noho_hon2 | 2019-06-14 16:03 | 映画 | Trackback | Comments(0)

すべては君に逢えたから (2013)
e0080345_15331396.jpg
まさに、映画ならではの、ファンタジー!

1914年に開業した東京駅が、2014年12月に100周年を迎えることを記念し、クリスマスの同駅で繰り広げられる男女の恋や家族のドラマを描いたオムニバスストーリー

やけに、新幹線や東京駅にスポットが当たってると思ってたら、そういうこと、だったのですね。JR東日本が全面協力し、東京駅でロケを敢行したのだそう

2012年10月に改装された東京駅構内や東京ステーションホテルなどの東京駅付近も、リニューアルオープンして以来、映画、TVドラマなどを含めても初めての撮影

今旬の人気な若手から、ベテランまで。玉木宏、高梨臨、木村文乃、東出昌大、本田翼ら若手から、時任三郎、大塚寧々、小林稔侍、倍賞千恵子ら、と豪華なラインナップ、だったのでした。

彼等が織りなす、人生模様。10人の男女が織りなす6つのエピソード… 人間不信に陥ったウェブデザイン会社の社長、仙台と東京で遠距離恋愛中のカップル、意中の先輩に告白できない女子大生、余命半年を宣告された新幹線運転士、母親と過ごすクリスマスを夢見る少女など、

監督は、「釣りバカ日誌」シリーズのイレブン以降の3本を引き受け、「超高速!参勤交代」シリーズが人気となった、本木克英で、脚本は、「救命病棟24時」シリーズや「ナースのお仕事」をヒットさせ、草なぎ剛・主戦の、僕シリーズが評判だった、人気脚本家・橋部敦子

音楽も、ゆずにJUJUと豪華です。さすが、記念作品だけに、スポンサー、太っ腹ぁ!

イブの夜、ほっこりしたい分に、大いにオススメです。

やはり、駅は、出会いと別れが交錯するだけに、場所自体がドラマチック。

ちょっとだけ、山下達郎の「クリスマス・イブ」をヒットさせ、牧瀬里穂や深津絵里らをスターダムにのしあげた、JR東日本の、名物・ヒット・CMシリーズを思い出しました。

    (解説)

東京駅開業100周年の記念映画として東京版「ラブ・アクチュアリー」を目指して製作されたラブ・ストーリー。クリスマス直前の東京駅を舞台に、男女10人が織り成すさまざまな愛の形がロマンティックに綴られていく。出演は玉木宏、高梨臨、木村文乃、東出昌大、本田翼、市川実和子、時任三郎、大塚寧々、倍賞千恵子、小林稔侍。監督は「ゲゲゲの鬼太郎」「おかえり、はやぶさ」の本木克英。
 近づいてくる女性はみな金目当てだと決めつける会社社長の黒山和樹。行きつけのレストランとバーで立て続けに顔を合わせた“お一人様”の佐々木玲子もそうに違いないと失礼な態度を取ってしまうが…「イヴの恋人」。山口雪奈は仙台に転勤になった津村拓実と遠距離恋愛中。ある日、せっかくの東京出張にもかかわらず、先輩と朝まで飲み明かしてそのまま帰ろうとする拓実を追って東京駅まで走る雪奈だったが…「遠距離恋愛」。突然、不治の病で余命3ヵ月と宣告された宮崎正行。妻の沙織に支えられ、息子との残り少ない時間を大切に使おうと必死になるが…「二分の一成人式」。このほか「クリスマスの勇気」「クリスマスプレゼント」「遅れてきたプレゼント」を含む、クリスマスの東京で繰り広げられる6つの愛の物語が互いに交錯しながら、切なくもハートウォーミングに紡がれていく。

by noho_hon2 | 2019-06-13 15:33 | 映画 | Trackback(1) | Comments(0)

ぐるりのこと。(2008)
e0080345_08253615.jpg
「ハッシュ!」が海外でも高い評価を得た、橋口亮輔監督による作品。

かなり、好き嫌いが分かれる作品みたいですが、それだけに、インパクト大。味わい深かったです。

ヒューマンドラマで、1990年代から現在までの、一組の夫婦を軸にした、社会情勢を背景にしたストーリーが展開

大喜びで迎えた妊娠も束の間。子供を失ったダメージから、なかなか立ち直れず、どんどん精神のバランスを崩していく妻を、木村多江が、美しく、リアリティ豊かに好演。

木村多江といえば、「日本一、不幸が似合う俳優」と言われ、戸田菜穂から、そのポジションを受け継いだ感。最近では、奥貫薫もいい線いってますが、その薄幸と、生命力が、ほどよいバランス。

夫役のリリー・フランキー、最近、ベストセラーにはなるわ、本は売れて、ついにベストセラーになるわ、俳優活動も順調な、才能に溢れた多芸な方ですが、本業のイラストレーターの才も活かせた感じだったかな? 靴の修理工から法廷画家へと転じ、献身的に、妻を支える夫を好演。

このキャスティングが、何といってもマル、だったのでした。

1990年代は、地震にサリン、オウム事件や小学校での児童殺害事件、9・11テロに至るまで、様々な大きな問題となった事件が多く発生した時代。法廷画家として夫のカナオ(リリー・フランキー)は、そうした被告、原告の様子を描いていきますが、その中でも、思わず考えさせられるシーンが多々。

そして、この風景を通してカナオが考えた事は、夫婦の関係にも大きく影響

脇を、うまい役者さん達が支えて、これもまた、見どころのひとつ、でした。

余談ながら、最後にインパクトの被告を、話題の新井浩文が、クレイジーに演じてましたね。存在感抜群の巧い俳優さん、だっただけに惜しいです。

名前だけは、知ってるなぁ… との興味。

作品で、ところどころ、個人的に、ちょい苦手な場面もあったけれど、温かい気持ちになれる、夫婦再生物語でした。

傑作でした。観られて良かったです。堪能。

   (解説)

「二十才の微熱」「渚のシンドバット」の橋口亮輔監督が「ハッシュ!」以来6年ぶりにメガホンを取った人間ドラマ。バブル崩壊から21世紀にかけて社会が激変した時代を背景に、実際に起こった犯罪・事件を織り込みながら、ある夫婦が辿る希望と再生の10年間を描く。主演はともに映画初主演となる木村多江とリリー・フランキー。共演に倍賞美津子、寺島進、柄本明、寺田農ほか。


by noho_hon2 | 2019-06-13 07:59 | 映画 | Trackback(1) | Comments(0)

愛の小さな歴史 (2014)

e0080345_14100302.jpg

「Calling」「雨粒の小さな歴史」といった自主制作映画が海外の映画祭でも評価され、注目を集める新鋭・中川龍太郎監督は、詩人出身で、1990年生まれの、まだ若干29歳。

2007年、高校在学中、『詩集 雪に至る都』を出版。産経新聞「朝の詩」欄、やなせたかし主宰「詩とファンタジー」(かまくら春秋社)誌等を中心に活動。2009年、『椅子』で第2回「詩とファンタジー」年間優秀賞を最年少で受賞した才人。

大学進学後、独学で映画制作を開始。2012年、自主制作で監督した『Calling』がボストン国際映画祭にて最優秀撮影賞受賞。同年、『雨粒の小さな歴史』がニューヨーク市国際映画祭にて入選

そして、2014年、この『愛の小さな歴史』が第27回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門にて上映。

ユーロスペース他、ロードショー。フランスの映画批評誌カイエ・デュ・シネマから「包み隠さず感情に飛び込む映画」、Film Business Asiaから「日本のインディーズ映画の新鮮なる才能を確信した」と評されたのでした。

その後も快進撃は続き、発表作ごとに、賞を次々と。

偶然にも、またまた、池松壮亮が重要な役どころ。

オハナシは、家庭内暴力と虐待で、心に傷を負った父と娘、兄と妹の2組が不器用に家族として再生していく過程を描いた人間ドラマ

東京の片隅で食品配達の仕事をしている夏希は、ある日突然訪れてきた青年から父のことを知らされます。

母と自分を捨てた父を憎んでいた夏希だったが、そんな父に会いに行くことを決意。

一方、借金の取り立てを生業とする夏生は、不意に妹のことを思い出し会いにいくが、家を捨てた兄に対して妹は反発。中村映里子と光石研が夏希とその父親役を演じ、2人をつなぐ青年を池松壮亮が演じています。

かなり激しい愛憎劇で、言葉と体当たりな、家庭内ヴァイオレンスが、これもか!

そこは、名脇役の光石研が、元凶・父ちゃんを絶妙に演じ、姉妹役の娘達も、大変な存在感で、熱演!でした。

愛憎が交錯する、かなりヒリヒリとしたオハナシですが、美しいフィニッシュに救いがあったかな?

監督、及び、出演者達の、その才能と活躍を見守りたい気がしたのでした。

    (解説)

『雨粒の小さな歴史』や『Plastic Love Story』などの中川龍太郎が監督を務めた愛の物語。かつて自分を捨てた父を憎む娘とその父親、借金取りの男と妹という、二つの家族の切ない思いが交錯するさまを描く。『カケラ』などの中村映里子が主演を務め、その父を数多くの出演作を誇る光石研が好演。不器用ながらも必死に生きようとする人々の姿が心を揺さぶる。

    (ストーリー)

ある日、食品配達の仕事をする夏希(中村映里子)のもとを見知らぬ青年(池松壮亮)が訪れ、幼いころに別れたきりの父(光石研)の消息を告げる。彼女はかつて暴力を振るっていた父親の顔を見ようとふと思い立つ。一方、借金の取り立て業が仕事の夏生(沖渡崇史)は、妹(高橋愛実)と顔を合わせるものの……。


by noho_hon2 | 2019-06-11 14:10 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ぼくたちの家族 (2014)
e0080345_07521991.jpg
原作は早見和真の同名小説。

監督は、「川の底からこんにちは」「舟を編む(2013)で、実力、実績、人気と兼ね備えた、石井裕也監督

新作「町田くんの世界」の公開記念して、深夜枠の映画天国でオンエア。

ちなみに、「町田くんの世界」は、安藤ゆきさんが2015年から18年にかけてマンガ誌「別冊マーガレット」(集英社)で連載したマンガが原作ですが、

オーディションで主役に抜てきした新人の、細田佳央太と関水渚らを、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、池松壮亮、太賀、松嶋菜々子等の存在感、抜群な芸達者達が周りを固めて、見守る、という、まるで「朝ドラ」方式なツクリ。その、演出も、また新鮮に感じました。

で、この作品では、その立役者のひとりでもある、池松壮亮が、母の病気を、きっかけ、諸々の負の事情があぶり出され、崩壊寸前になるけれど、また新しい絆で結ばれていく家族の姿… だらしないけれど、心優しい次男を演じて、いい味だしてました。

同時に、長男、妻夫木聡も、母の病気、妻の妊娠を前に、おろおろ。実は、隠れ遊びしてて借金ももっている複雑な性格を演じて、雰囲気です。

思えば、妻夫木聡。原作は石田衣良の小説を、クドカン脚本でドラマ化して評判になった、「池袋ウェストゲートパーク(2000)」で、青春スターに。

矢口監督の傑作。映画「ウォーターボーイズ(2001)」で出てきた時は、青春まっさかりの、まっすぐ主人公を、ピカピカの好青年として、ユーモラスで爽やかに演じきって、素敵でした。

でも、テレビでは、佐藤秀峰の大ヒット漫画を原作にした「ブラックジャックによろしく(2003)」では、複雑な事情を抱えた医療現場を目撃。そのたびに衝突し、葛藤する、若き研修医役を好演。

映画では、毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した吉田修一の話題作を映画化した犯罪ドラマを、劇場化。ヒロインの深津絵里が、第34回モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞し、日本アカデミー賞も総ナメとなった「悪人(2010)」では、髪を金髪に染めて、複雑な性格を好演して、新境地。

もちろん、ナチュラルに、可愛く病んでいくお母さんを、原田美枝子が、お父さんを長塚京三が演じて、ベテランの味。

でも、長塚京三ではダンディすぎて、だらしな父ちゃんには、なれなかったかな?

良い作品でした。

    (解説)

「舟を編む」が数々の映画賞を受賞し、アカデミー外国語映画賞日本代表作品にも選出された石井裕也監督が、母親の病気をきっかけに、さまざまな問題に直面した家族が、再びひとつになっていく姿を描いた。ごく平凡な一家の母・玲子は物忘れがひどくなり、病院で検査を受けると、末期の脳腫瘍で余命1週間と宣告される。玲子は家族がバラバラになることを恐れながらも認知症のようになり、家族にひた隠しにしてきた本音を吐露。突然訪れた事態に父は取り乱し、社会人の長男は言葉をなくし、大学生の次男は平静を装おうとする。残された男3人はさまざまな問題と向き合いながら、最後の「悪あがき」を決意する。長男の浩介に妻夫木聡、その弟・俊平に池松壮亮。両親を原田美枝子、長塚京三が演じた。原作は早見和真の同名小説。

by noho_hon2 | 2019-06-11 07:52 | 映画 | Trackback(2) | Comments(0)

ひるなかの流星 (2017)
e0080345_07025035.jpg
原作は、今、女子中高生の「初恋のバイブル」として人気の、やまもり三香の少女コミック

監督は、監督を『四月は君の嘘』などの新城毅彦、脚本は「失恋ショコラティエ」、昨年度の大ヒット映画「劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」今期の話題作「きのう何食べた?」などの、安達奈緒子

偶然だけど、ヒロインの永野芽郁、「半分、青い」と同じく、ここでも、すずめちゃん、なのですね。

かっこいい、担任教師(三浦翔平)、女嫌いで、ちょっと複雑な性格の同級生・白濱亜嵐と、タイプや立ち位置の違う2人の男性がヒロインを軸に三角関係が織りなす、青春・学園ドラマ

想像以上に可愛い、永野芽郁のキュートさと、演技力に驚いてしまったのでした。

個人的には、脇で出てきた親友役の女生徒(山本舞香)も、なかなかの美人さん。今後が期待されます

同じ「好き」ではあるけれど、微妙なその差を描いてるあたりの繊細さが、コミック原作らしいなぁ、と感じたのでした。

青春・美形祭りを堪能

    (解説)

やまもり三香の少女漫画を実写映画化した青春ラブストーリー。東京の高校に転校してきた田舎育ちの女子高校生が、担任教師と女嫌いの同級生の間で揺れる姿を描く。監督を『四月は君の嘘』などの新城毅彦、脚本をテレビドラマ「失恋ショコラティエ」などの安達奈緒子が務める。ヒロインを『俺物語!!』などの永野芽郁、彼女が恋に落ちる担任教師を『カノジョは嘘を愛しすぎてる』などの三浦翔平、ヒロインの思いを知りながらも彼女を好きになるクラスメートを GENERATIONS from EXILE TRIBE の白濱亜嵐が演じる。

    (ストーリー)

田舎育ちの高校生・与謝野すずめ(永野芽郁)は、両親の転勤がきっかけで、東京の高校に転校する。面倒見のいいイケメン担任教師・獅子尾五月(三浦翔平)に、生まれて初めて恋心を抱く。獅子尾も彼女の真っすぐな性格に同じ思いを抱くが、自分の立場を考えるとなかなか素直になれなかった。一方、不愛想なクラスメートの馬村大輝(白濱亜嵐)は、すずめのことをうっとうしいと思うが、いつしか彼女に惹(ひ)かれていき……。

by noho_hon2 | 2019-06-10 07:02 | 映画 | Trackback(1) | Comments(0)

愛の小さな歴史 (2014)
e0080345_06395375.jpg
知ってる役者さんは、池松壮亮と、光石研だけだなぁ… と、想いつつ、知らない役者さんばかり、なので、初期の「相棒」じゃないけれど、その実力ぶりが、逆にリアリティ

家族にスポットを当てた、どちらかというと、ヒリヒリもの。やや難解でしたが、ミニシアターものの傑作だったそう

2014年・第27回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門に正式出品

「Calling」「雨粒の小さな歴史」といった自主制作映画が海外の映画祭でも評価され、注目を集める新鋭・中川龍太郎監督が、心に傷を負った父と娘、兄と妹の2組が不器用に家族として再生していく過程を描いた人間ドラマ

東京の片隅で食品配達の仕事をしている夏希は、ある日突然訪れてきた青年から父のことを知らされる。母と自分を捨てた父を憎んでいた夏希だったが、そんな父に会いに行くことを決意する。一方、借金の取り立てを生業とする夏生は、不意に妹のことを思い出し会いにいくが、家を捨てた兄に対して妹は反発する。中村映里子と光石研が夏希とその父親役を演じ、2人をつなぐ青年を池松壮亮が好演

愛ある不器用さが、人間らしく、愛しくて、じわじわと、心にしみる作品でした。

   (解説)

『雨粒の小さな歴史』や『Plastic Love Story』などの中川龍太郎が監督を務めた愛の物語。かつて自分を捨てた父を憎む娘とその父親、借金取りの男と妹という、二つの家族の切ない思いが交錯するさまを描く。『カケラ』などの中村映里子が主演を務め、その父を数多くの出演作を誇る光石研が好演。不器用ながらも必死に生きようとする人々の姿が心を揺さぶる。

   (ストーリー)

ある日、食品配達の仕事をする夏希(中村映里子)のもとを見知らぬ青年(池松壮亮)が訪れ、幼いころに別れたきりの父(光石研)の消息を告げる。彼女はかつて暴力を振るっていた父親の顔を見ようとふと思い立つ。一方、借金の取り立て業が仕事の夏生(沖渡崇史)は、妹(高橋愛実)と顔を合わせるものの……。


by noho_hon2 | 2019-06-07 06:40 | 映画 | Trackback | Comments(0)

砂時計 (2008) ふたたび
e0080345_14534342.jpg
原作は、芦原妃名子の大ヒットコミック。

「GANTZ」シリーズ、「図書館戦争」シリーズ、最近では「キングダム」の佐藤信介監督が映画化

キャッチコピーは『ずっと、一緒にいたかった。』

2005年、ドラマCD化。2007年にテレビドラマ化。2008年に小説化・映画化、本当に、メディアミックス・全制覇ですね。

主人公の、少年少女時代を演じる、夏帆と池松壮亮は、まだ、あどけなくて、制服と田園牧歌風景が、よく似合い、ピュアさが、なおいっそう

両親の離婚で傷ついたものの、同世代の友人との日々が癒やし、やがて初恋が生まれます

でも、大人時代を演じる、松下奈緒は、母(戸田菜穂。やはり、不幸が似合う女優さん、なのね)の自殺未遂のトラウマゆえに、婚約破棄となりかけて、自暴自棄に

ロケ地と映像の美しさが印象的な、一途さが切ない、ラブロマンス、でした。

風間トオルや、倉科カナも出てたのがインパクト

主題歌を、いきものがかりが歌ってたのも、良かったです。

しかし、これもまた、観てました。すっかり忘却の彼方、でトホッ。最初の感想は、こう

    (解説)

4人の幼なじみが歩んできた14歳から26歳までの12年間と、ヒロインの初恋の行方を描く純愛ラブストーリー。第50回小学館漫画賞受賞の芦原妃名子の同名コミックを原作に、誰もが経験したことがある恋愛の機微を映し出す。ヒロインを『未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』の松下奈緒、10代の中高生時代を『天然コケッコー』の夏帆が演じる。ヒロインの人生の時間を刻む砂時計をモチーフにした、壮大な時間の旅とドラマに心酔する。

    (ストーリー)

両親の離婚で東京から母の実家がある島根県に移住してきた14歳の水瀬杏(夏帆)は、田舎特有の雰囲気と祖母になじめずにいたが、同い年の北村大悟(池松壮亮)らと出会い自分の居場所を見付けていく。それから12年後、東京で暮らす26歳になった杏(松下奈緒)は同窓会に出席するため、初恋の相手である大悟(井坂俊哉)が住む島根を訪れる。

by noho_hon2 | 2019-06-06 14:53 | 映画 | Trackback | Comments(0)


折々で感じたままに書いてます。心に残ったものレポート
最新のトラックバック
Fortnite Wal..
from Fortnite Wallh..
iwc 時計 レザー f..
from iwc 時計 レザー ff14
Fortnite Hacks
from Fortnite Hacks
Fortnite Cheat
from Fortnite Cheat
インハンド #10
from ぐ~たらにっき
Fortnite Hacks
from Fortnite Hacks
dang ky tai ..
from dang ky tai kh..
最新のコメント
ごみつさん、申し訳ありま..
by noho_hon2 at 14:17
隆さん、こんにちわ。コメ..
by noho_hon2 at 14:11
こんばんは。 はじ..
by ごみつ at 01:59
こんにちは。 フレ..
by 隆 at 14:37
みっきーさん、ありがとう..
by noho_hon2 at 07:26
☆noho_hon2さん..
by みっきー at 16:20
ありがとうございます>ふ..
by noho_hon2 at 19:32
カテゴリ
最新の記事
記事ランキング
以前の記事
メモ帳
「のほほん日和」
(04年9月~05年9月)