カテゴリ:映画( 823 )

ビバリーヒルズ・コップ
e0080345_8565380.jpg軽くて楽しい、しかも笑える痛快作品、という意味では、個人的に最高峰に近い…かも。(音楽も大好き)

何度も見てるのに… ってより、何度も見てるからこそ、ハイビジョン映像で見ると、感動も、またひとしお。
なんといっても、ロケの空気感が、素晴らしい!

画面に隅々に散りばめられた遊び心もグー

最初は気がつかなかったけれど、「デトロイトの俊腕刑事が、ビバリーヒルズにやってきて…」って設定。日本人では分かりにくいような、土地の持つ独自性もあいまって、それだけで「物語の予感」なんでしょうね。

エディ・マーフィの魅力を最大限に引き出した作品かもしれません

(じつは、このオファーの最初は、シルベスター・スタローンにいき、脚本のノンコメディ化を筆頭に、大幅に変更されたものが「コブラ」なんですってね。…し、知らなかった!)

なんとも破天荒だけど、やり手で、そのクチ八丁ぶりは天才的。
(吹き替えも、かなり上手だったけれど、やはりオリジナル版でみると、リズムの絶妙さといい、可笑しさが、なおいっそう)

そんな彼が、ビバリーヒルズ警察の面々に、どんどん風穴をあけていくのが、なんとも傑作。

その昔。「ものごと、面白さの大半は、駒の配置で決まる(エンタメならキャスティング?)。野球も小説も、もろ、そうでしょ」と指摘した方がいて「へ~~っ」だったのですが、そのもの!ですよね

型破り刑事、エディ・マーフィが抜群ですが、なんといっても、振り回される二人…
お坊ちゃま・ローズウッド刑事と、ちょっとドンくさい堅物なオッサン、タガート刑事
石頭・上司から、敵役。その参謀の小悪党ぶりに至るまで、時代劇も真っ青!にハマってると思いません?

最初はオロオロだった、ローズウッド刑事(無駄にハンサムなのもヨイ!)も、次第に影響されて、どんどん豹変していくのも、笑えます。

思えば、ドラマ「斉藤さん」の骨格も、そうだったような気がするのですが、痛快劇の原型は、案外。時代劇に近いものがあるのかもしれませんね。面白いなぁ…
[PR]
by noho_hon2 | 2008-04-07 08:19 | 映画 | Trackback(1) | Comments(0)

亀は意外と速く泳ぐ
e0080345_830912.jpgなんといっても、上野樹里、蒼井優という、今をときめく女優達、主演。それに、今みると、脇役達も、なんとも贅沢なキャスティング。

三木聡 (「夕やけニャンニャン」「笑う犬」シリーズ、「時効警察」を手がけた方) 監督作品ということで、琴線に触れ

しかも、ネット評をみると「一部では熱狂的に支持されつつも、評価が二極化」ってあたりにも、なんだか好奇心覚え、チェックしてみたのですが…

評判通り、ゆる~い可笑しみ。独特の変!さと、何とも言えない「間」
アングリ感を愉しむ(!)独自路線のコメディ。摩訶不思議作品でした。

ダンナさんは、「もはや、面白い、面白くない、を超えてるような…
だけど最後まで見てシマッタよ」と苦笑。「どちらかというと、文化祭・映画のノリだよね」って感想に、密かに大ウケ! ヾ(⌒▽⌒ )ノ彡☆

思えば、堤幸彦   (「トリック」シリーズ。「ケイゾク」「池袋ウエストゲートパーク」、ドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」等々) 監督の「溺れる魚」を観たときも、似た感触、おぼえたのですが…

おそらく、オトナの事情ありまくり!なテレビ世界。そんな中で、日々。奮闘しつつ、チーム作業の中で才気をほとばしらせてた方が、トップに立つというか… 監督として采配できる立場になると、なぜか、日頃たまってるサムシング大爆発?!

素人目に見ると、「まるで、学生映画のような
「こ~んな役者の、こんな姿が見たい!」めいた願望と、内側の何かがほとばしる、ちょっとハジけたノリになってしまいますよね。このあたり、不思議だなぁ… と興味深いものを感じてシマッタのでした。

私は、この脱力系・アングリ感。決して嫌いじゃなかったナ…

ぐんぐん頭角をあらわす前の、上野樹里、蒼井優が、のびのびと「変!」を演じてるのも楽しかったし。(ただし、要潤の熱烈ファンは、要注意)

あるいは、このエッセンスを、ほどよく薄めて、エンタメ仕様にしたのが「時効警察」シリーズだったのかな? 思わず「…なるほどなぁ」と感心させられたのでした。

万人にオススメ… ってな作風では無いものの
別の意味で、大いに溜飲が下がりました。えらい納得 

エンディングが楽しかったです。レミオロメンの曲が、とくに二重丸(^ー^*)
[PR]
by noho_hon2 | 2008-03-24 08:21 | 映画 | Trackback(3) | Comments(0)

フォレスト・ガンプ 一期一会
e0080345_837529.jpgだけど、不思議ですよね。日本では、「風の谷のナウシカ」「ビューティフル・ドリーマー」「機動警察パトレイバー」が、同じ年度(1984年)の作品だそうですが、

この「フォレスト・ガンプ 一期一会」と、「ショーシャンクの空に」「レオン」「スピード」「パルプ・フィクション」が、どれも、1994年に発表されてただなんて! 

ラジオで最初に、なんとな~く、海外エンタメ情報として、噂を耳にした時。「ああ、アメリカ版・わらしべ長者を、ゼメキスの映像マジックで、映画化したんだな」と解釈。その動向と反響を、とても楽しみにしてました。

日本でも公開され、大ヒット。アカデミー賞にも、いっぱいノミネートされ、受賞もして… とても嬉しく感じたのですが、最初に見たとき、なまじ期待が大きすぎたのか、なぜか「…あれれ?」 

そして、2度目に、な~んとなく眺めてた時。「きっと、アメリカの方がみたら、(とくに大きな出来事の特撮部分)全然、違う感慨をもって、感じられるんだろうなぁ」と思い

e0080345_9112035.jpgかなり終盤になって、再会した、ジェニーさんの「ファッションが好き♪」と感じた記憶あります

そして、今回は3度目だったのですが… 逆に、肩の力を抜いて見たせいか、すごく、すごぉ~~くヨカッタ!です。

フォレスト・ガンプ演じる、トムハンクスが、口癖ののように「ママは…」と語るのですが、その語り口自体、とてもサラッとしてて、それでいて、大きな愛と信頼があふれてて、うんと素敵 

愚直なまでの真摯さ。無欲な、まっすぐパワーでもって、アメリカ近代史を駆け抜けていくさまといい… 主演男優賞も大いに納得!です 

(ヨモヤマ情報によると、疾走シーン。かなり多く、実の弟さんが、ふきかえておられたんですってね。「フラッシュダンス」で数名の影武者がいたエピソードに並び、素朴に感心)

フォレストが、母の大きな愛によってすくすく。
「そんなバカな!」に、アメリカ近代史を駆け抜けていくさまも、ファンタジーとして素敵だったけれど、その分。ジャニーが、負の部分をひきうけて描かれてる部分も、今みると、大いに胸に迫るものがありました。

原作の文学ならではの大きさと、それに負けない映像マジックとのコラボ。
ほとんど、奇跡のような作品! 台詞も、じつに味わい深いこと

じつは、大ボケを白状すると…
冒頭。ふわふわイメージと、あまりにも軽やかにコトが展開。愛も生も、死までも、さらっと描かれる感触に、なぜか原作。「ガープの世界」「ホテル・ニューハンプシャー」の、ジョン・アーヴィングだと勘違いしてたのを白状してしまうのでした (;^◇^;)ゝ ポリポリ 

やっぱり、映画ってイイですね。
大いに満足 (^。^*)
[PR]
by noho_hon2 | 2008-03-10 08:18 | 映画 | Trackback | Comments(0)

それでもボクはやってない
e0080345_1546085.jpgタイトルが全てを言いあらわしてた感でしたね。

さすが、周防正行監督。
シリアスで重いテーマだけど、ぐいぐい惹き込みます。飽きさせません。

それはそれは丹念に調べ抜き、日本の裁判制度が抱える矛盾点に鋭く斬り込み、問題提起。観た人すべて、「…し、知らなかった!」

狙い目通り“思わず、考えさせる”作品でした。

公開当時。周防正行が多くのテレビやラジオに出演し、語ってた、なにげないディテールの効果に「なるほどなるほど…」

(なぜか「やたら多く見かけたので」との理由で採用されてた、ボールペン回し癖とか、見る人のキモチを考慮して、うまい役者さんほど「あえて、抑えた演技をさせた」部分、等々…)

多くの賞に輝いたのも大納得!
「こういうものを伝えたいんだぁ」というキモチが、ひしひしと伝わってきます。才能です。

だけど、個人的には次は、夢のある痛快劇を撮って欲しいような気がしたのでした。
[PR]
by noho_hon2 | 2008-03-02 15:53 | 映画 | Trackback(5) | Comments(0)

2001年宇宙の旅
e0080345_8425682.jpgようよう、最後まで見ることができました。
(序盤の感想はコチラ

もう、理屈をこえて、圧倒的!
あるいは現代の映像方面で「影響をうけてない方は、いないのでは?」と感じてしまったほど 

(現に、先日みたファースト・ガンダムで、ウリな場面がでてきて、「そのものじゃん!」と、ウケてしまうことしきり。とくにゲーム方面では、めちゃ多い気がしません?)

たぶん、謎は謎のまま「相手の想像力にゆだねる」という形が、もっと正解なんだろうなぁ、と感じてしまいました。当初の企画にあった「ナレーションで説明する」を、ばっさりカットしたのは、まさに英断!

原作と映画が、アイディアをだしあい、同時進行でつくられた関係。小説は、映画完成のあと、発表されたことから、若干ストーリーが違ってる、ってのも興味深いところですね。

恥ずかしながら、我家では、宇宙船のフォルム。(丸いヤツ)
「ほらほら、あれ。“Dr.スランプ”に出てきた…」と、ローカルにウケてしまい
 (;^◇^;)ゝだったのでした。これぞ、自宅シアターならでは?!

この映像パワーの途方も無さには、たしかにクラシックでないと、マッチしなかったかもしれませんね。負けてしまいますもん。

e0080345_8542019.jpg個人的には、公開直前のニューヨーク試写で使われたという、ピンクフロイドを使ったバージョンも見てみたかったような… (今ひとつ評判が悪く、却下になったそう)

この作品。可能ならば、劇場で。もしくは、少しでも大きな画面であることをオススメします。

とにかく、ディテールがハンパじゃない!んですもの。
ただただ、アングリ… 

CGナシで、ここまで映像化できるとは… 凄すぎますぅぅ

人間のイマジネーションの途方も無さをヒシヒシでした。
銀河の彼方まで吹っ飛んで、ひたすら、平身低頭。ハハーーッ
[PR]
by noho_hon2 | 2008-02-27 08:17 | 映画 | Trackback | Comments(6)

耳をすませば
e0080345_13444737.jpg画面が大きくなって、はじめて見た、ジブリ作品…
やはり、圧巻!でした。

夏休み独特の空気感。このシーズンならではの、空と雲の色。

ぼってり猫ちゃんの動きや仕草。その猫ちゃんに、ふと心惹かれ、知らない路地をぬけてて、不思議な通りにでる感じのドキドキとか、急に風景が開ける感じ。とくに、坂道!

大林映画とは、また、ちょっと違ったニュアンス。
「原風景のある作品」ですよね。

たしか、公開当時。「主人公達が、団地に住んでる」とのことで話題を呼び、気のせいか、感受性が豊かで、エネルギッシュな、プロのオトナ達ほど(具体的には、映画評論家)「…なんだか、気恥ずかしい」と、一様に感想を述べてたのに笑ってしまった記憶あるのですが、

とにかく、「ディテールを味わう」だけでも、映画として、一見の価値アリ。
お姉ちゃんが二段ベッドにのぼると、“ちょっと軋む”感じには目を見張ったし、
ヒロイン。雫の表情が、オトナとコドモがまじって、くるくる感じ。

決して、高校生ではない、中学生ならではの領分。思春期ならではの繊細な感じがデリケートに表現されてて、それを眺めてるだけで、ただただ、“胸、打たれた”のでした

個人的には、ウォーターボーイズじゃないけど、たんぼと自転車の青春、だっただけに、生活の中に、電車があったら、こういう感じなのかなぁ、と、ふとね。そういうイマジネーションをわかせること自体。「映画としてのパワー」なのかな?

さすが、こういう表現を描かせたら、右に出る者は無い、といわせた、近藤喜文監督ならでは、ですよね。じつにイイ仕事してます。

ネット評を読むと、随分。見た年齢や境遇、経験によって感想はまちまち、だった模様。
特にラストには、かなり意見がバッチリ分かれてたみたいですが、

ディテールが細かいだけに、その甘さ部分(とくに、友人や、オトナ達の理解や優しさ…)が、大いにファンタジー。「なんだか、イイなぁ…」と、個人的には、とても気持ちよかったです

知らなかったけれど、じつは少女漫画が原作、だったとは。(な~るほど!)

あと、天沢聖司の声を担当した、高橋一生 って…
最近、快進撃めざましい、あの高橋一生?!と、思わず感心してしまうことしきり。

映画には、こういう楽しみ方もあるんだなぁ、と、改めて、しみじ~み
[PR]
by noho_hon2 | 2008-02-25 08:21 | 映画 | Trackback(1) | Comments(2)

フラッシュダンス
e0080345_1601620.jpgダンス映画、ならびに青春サクセス・ストーリーの決定版!
(と、信じて疑わない)

映画的にはB級かもしれないけれど、何度見ても楽しい、という意味で、オンエアされるたび見いってしまう、大好きな作品♪

なんだか、先日みたばかりの「スピード」と、エンタメのツボみたいなものが似てるなぁ、と感じてしまいました。

だって、じつに単純明快なストーリー。テンポと音楽がいい。
主役が魅力的。映像センスが、なかなか…
それに、畳みかけるように、見せ場満載!

でも、知りませんでした。この作品。あの「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズをヒットさせた、ジェリー・ブラッカイマーの、映画製作者としての快進撃のはじまり、だったとは!

「トップガン」で、まったく無名に近い俳優、トム・クルーズ起用し、「ビバリーヒルズコップ」等もヒットさせた仕掛け人であったんですね

それに、音楽も、のちに「トップガン」を手がけた(なるほど!) ジョルジオ・モロダー
脚本は、「氷の微笑」等を書いた、ジョー・エスターハス。監督は、この後に「ナインハーフ」「危険な情事」とヒットをとばした、エイドリアン・ラインであったとは! (CM畑出身には、えらい納得!)

映画通の方には「それって常識!」と呆れられるかもしれないけれど
ネット時代になると、こういうヨモヤマ情報が、どんどん入るので楽しいですね。
「そうか… そうだったのか!」と、思わず、わくわくわく…

全編、ミュージック・ビデオみたいだし、ダンスも圧巻!
画面がキレイで、文句なしに、楽しい楽しい。ラストには、思わず涙ぐんでしまい…
やはり、娯楽作品は、こうでなくっちゃ。大いに堪能 (^。^*)
[PR]
by noho_hon2 | 2008-02-24 16:19 | 映画 | Trackback | Comments(2)

「AKIRA」、ディカプリオらプロデュースで実写化
e0080345_18102289.jpgやはり、そこはハリウッド映画
ネオ東京は、当然のごとく(!)ニューマンハッタンが舞台になってしまうんですね。

ワーナーブラザースの配給で、2009年夏には公開予定だそう

分かるけど、キモチはよ~く分かるけど…
「ドラゴンボール」の「そこまで、アレンジ…する?(らしい)」な例があるだけに、

あまり、手放しでは喜べない気がするのは
… 私だけ?  (ーー;)
[PR]
by noho_hon2 | 2008-02-22 18:16 | 映画 | Trackback | Comments(0)

スピード
e0080345_9292185.jpgもはや、説明の必要がない、「頭からっぽにして楽しめる」アクション映画の傑作

主役のタフガイ。SWAT隊員に、キアヌ・リーブス。
(彼の端正な美貌には、シンプルな設定。「そんなバカな!」系の虚構世界が、よく似合う!)

クレイジーな、テロリスト。敵役に、デニス・ホッパー
タイトルも、ズバリ「スピード」

「時速80キロ以下にしたら、爆発しちゃうぞ」と、構造をきわめて単純明快にした時点で「勝ったも同然」ですよね

e0080345_9463024.jpgとにかく、エンタメ作品としてのセンスが光りまくってます。
サンドラ・ブロック、演じる元気・お姉さんも、よく似合ってるし
なにより、テンポがいいです。音と映像のセンス、抜群!

今では、あまりにも有名になった、あの音楽。「ああ、この作品のだったんだぁ…」と、改めて感心させられたりしてね。
音響方面でアカデミー賞をとったのも、よくワカル気がしました。

(気のせいか「SP」の、音センスと、サスペンスの盛り上げ方。肌触り的に、微妙に、この作品の影響をうけてたのかな?)

e0080345_9395756.jpg公開時は、突っ込みの嵐!だったみたいですが、あの「そんなの… アリ?」な大ジャンプも、ちょっとした笑いどころとして(?)、じつにナ~イス

興味深かったのは、ヤン・デ・ボン監督。これが初監督作品ですが、それまで撮影を担当して、「ナイルの宝石」「ダイ・ハード」「ブラック・レイン」「氷の微笑」等、幅広いジャンルのヒット作品を撮ってるんですね。そのあたり、「…なるほどなぁ」と感心させられたのでした。

高画質オンエアならではの醍醐味にワクワク
これまた、映画的に、大いに満足 (^ー^*)
[PR]
by noho_hon2 | 2008-02-18 08:36 | 映画 | Trackback(2) | Comments(0)

アマデウス ディレクターズカット
e0080345_84183.jpgなぜか無性に心惹かれる作品。
「映画館で見たかった!」と感じた、数すくないひとつ…

先日、同じ、ミロス・フォアマン監督の「カッコーの巣の上で」を見たあとだけに、ますます感慨深いものがあったのでした。

(現在では、学校の学習教材としても、使われる作品、なんですね)

大きな画面でみる、劇場の臨場感。当時の街並、宮廷、盛り場の様子。オペラシーンは圧巻! 20分のカット場面を復元し、デジタル音声が付いてるだけに、ますます贅沢さ、パワーアップで、ゾクゾクです

個人的には、のだめを見たり、彼がテーマの音楽祭が行われたり
知識が膨らんだ後だけに、なおいっそう、面白さ倍増。

考えてみると、サリエリ。いっときは、今でいう流行ミュージシャンとしての栄光もあり、それなりの役職。人望… 大いにサクセスしてたんですから、かなりの才能と運もあった訳ですよね。

だけど、時の流れと共に、すっかり、その作品も色褪せてしまい、落ちぶれモード。
そんな彼によって、モーツァルトを“語らせる”という発想自体が、じつに斬新。

今では、そんなに珍しくないけれど、それまでは大天才で偉人で…、いわば、雲上のヒトだったモーツァルトを「途方もない才能なれど、大きなオコサマ。生活能力はダメダメだし、かなりの変人」って描き方も秀逸です、

可憐でピュア。モーツァルトをこよなく愛してるけれど、めちゃくちゃ俗人で浪費家。遊び好きで、今でいう「片付けられない女」… (現代なら、カード破産していそう) 悪妻としての誉れ高い妻も「なるほど。こういう感じだったんですね」と、よく分かります

音楽の才は、きわめて凡庸なれど、どこか天然な陛下もヨイです。

はじめて見た時は、気にも留めなかったけれど、サリエリの告白をきく、神父様も、とても味。
最初は「…やれやれ」と、「うんざり…」半分。哀れみ混じりの表情だったのが、物語に惹きこまれるにつれ、どんどん表情が変わるのも、大いに見もの

サリエリは、モーツァルトを憎みながら、同時に、同じ分量の激しさで、崇拝し“愛して”もいたんだなぁ… と、ヒトのキモチの複雑さを表現してて、圧巻です。

とくに、楽譜をみるサリエリの、うちのめされつつ、陶酔する表情の、なんと絶品なこと。

それだけに、終盤。2人で共同作業をするくだりなぞ、胸に迫ります
すごくすごく堪能しました。大満足 (^。^*)
[PR]
by noho_hon2 | 2008-02-18 08:14 | 映画 | Trackback(2) | Comments(4)


折々で感じたままに書いてます。心に残ったものレポート
最新のトラックバック
Missデビル 人事の悪..
from ディレクターの目線blog@..
執事 西園寺の名推理 第2話
from 刹那的虹色世界
22年目の告白 私が殺人..
from 象のロケット
家政婦のミタゾノ 第1話
from 西風随想
家族はつらいよ2
from 象のロケット
家政夫のミタゾノ(2)第1話
from レベル999のFC2部屋
金曜ドラマ『あなたには帰..
from レベル999のFC2部屋
最新のコメント
カテゴリ
最新の記事
記事ランキング
以前の記事
メモ帳
「のほほん日和」
(04年9月~05年9月)