
新年から、新聞で連載されてるミニ特集が、どれも面白くて、興味をもって読んでます。
なかでも「エイジング」に着目した項目が、とくに斬りクチ斬新で「へ~ぇ」
たしかに最近。「脳を鍛える」ソフトや本が大売れしたり、「身体年齢を若返らせる」食べ物やエクササイズが注目されたり、雑誌も創刊ラッシュだし、そういう化粧品が飛ぶように売れて… 今まさに、
ビジネス・チャンスの宝庫!ですもんね。
とくに、先日。特集されてた「見た目ハツラツをプロデュース」サービスみたいなものに、想像以上に男性客が多い、との旨に、えらい感心してしまいました。
なかでも起業なさってる方とか、「会社の顔」として多くの相手と関わってる方ほど「印象を左右する」武器としての、外見を演出するってのは、分かるような気がして。
そういう意味で、ちょっと前あたり「がっちりマンデー」に、今をときめくサマンサタバサの社長が出てたんですが、若い頃の写真は、意外なことに、びっくりするぐらい太ってるんですよ。
いわく。「当時は、
若さがコンプレックス。若く見られると、相手にしてもらえなかったり、軽く見られたり、なにかと不利に思えて、意図的に食べて太るよう努め、貫禄をつけて“より年上に見られる”よう頑張ってたのです」との旨に感心したのでした。
いや、かぎりなく同じ話を、母から聞いたので、個人的に、うんとインパクトでね。
母は若い頃、大きな病院の看護士だった関係上。その職業柄、「キャリアが浅そうに見られると患者さんを不安にさせる気がして、とにかく年上に見られたかった」と、そういう努力をしてたみたいなんですよ。(なまじ丸顔だった分、よけいに…)
サマンサタバサの社長は、いまや押しも押されもせぬ存在となり、ハンパでない人脈。企業トップとして「女性従業員に好かれる」必要性を感じた(?)現在は、当時より格段に若々しいし、母は結婚して、転勤族だった父についていき、家庭に入った頃から緊張感にあふれた顔から、別人みたいに柔和になり、急に若返ったし…
そういう意味でも、ちょっと面白いなぁ、と感じてしまったのでした。